きましたか。
頭の部分にバカっぽさを出しておいて、残りはじっくりストーリーを
紡いでいく っていう展開。今回の監督さんである佐久間氏は好きですね。
いつものような小物のうまい使い方とか、伏線張りとか、そういうのも
ほとんどなしで、ほんとにストーリー性のみの、このドラマにしては
異色の回だったようにも思います。
でも、梅村さん(新垣結衣)を密かに思う桜なんとか(手越祐也)の
せつなさ・学校生活が楽しくなればなるほどにみんなに、特に梅村さんに
自分の本当の姿をさらすことの出来ない苦しさに涙するマッキー(長瀬智也)
のせつなさ・マッキーとうまくいきかけたのにマッキーの態度の変化に
悩む梅村さんのせつなさ。
『青春の光と影』という言葉があるけれど、今回はまさにその影の
部分をクローズアップして、特にマッキーの複雑な胸の内をていねいに
描いていて、かなり泣けましたね〜


「こんなに苦しいなら青春なんて知らなきゃ良かった」みたいなセリフ。
普通に現役で青春をやってる人間にはこの発想はない。これは青春を
やり直している人間だからこそ感じる気持ち。だからこそ余計に
せつなくてせつなくて、マッキーの痛みがジンジンと伝わってきた

今回は前半でこれでもかとバカ顔を連発して、後半ではせつなさに
うずく表情を見事なまでに演じ分けていた長瀬智也。改めてうまさを
また見せられた気がする。
ところで、劇中で一つものすごく気になったこと。
それは、梅村さんのシャーペンを試験会場に届けるシーン。
これってほとんど『白線流し』の1シーンと同じなんだよね〜。
入り口で止められても制止して入って、下から必死で名前を呼んで、
ヒロインが教室から下を見て、そのあと長瀬のところまで降りていく。
しかも『白線流し』のこのシーンは、ファンの間からも大ブーイング
だった問題のシーン。私自身もこのシーンはあんまり好きじゃなかった
から余計に、は?

今回一体なんでまたあえてこんなシーンを入れたのか?すっごく謎で
すっごく引いてしまったので、評価もちょっとマイナスになりました。
ここがなければ私の中では満点でも良かったかもなんだけど・・・
それにしてもミッキーが不穏さを加速してきましたね〜。
父親と3人で食事している時に、マッキーがちょっと楽しそうに
学校のことを語っているのをすっごく冷ややかな目で見ていたあたり、
マッキーに対して相当の思いがありそうだし。
私はなんとなく、父親がマッキーばっかり気にしてるから、嫉妬してるの
かな?とか思ったりもしてるんだけど、でも兄弟の嫉妬心て意外に怖い
ものがあるし、一体どうなる?
そしてラスト、遂にマッキーの家にやってきた桜なんとか!
もう玄関まで来ちゃってるよ〜〜〜!!



どうする?マッキー!!知るのか桜なんとか??!!
て、来週は24時間テレビのため1週お休み て、そりゃないよベイべ〜〜

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視聴率 17.5%
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