2008年06月20日

『ラスト・フレンズ』最終回 評価“大マケにマケて星2.5”

今から思えば、先々週(第9話)から手抜きエンドの兆候は十分あった。
だけれでも、さすがに最終回、しかも時間枠拡大。もうちょっと
濃さのあるものを見せてもらえるのかと思ってましたがな・・・
それなのに、ああ、それなのに・・・ふらふら

なんか、今まで張って来た伏線で、結末づけれてないエピを最後まで
引っ張って、さも最後に「なるほど〜」と思わせてくれるのかと
思ってたものが一切出てこなかったのはなぜ?
次週の特別編とやらでやるつもりなのかな?

だから一応それらはいいとして

問題はこのとてつもない無理やりなハッピーエンド感と、1時間以上を
さいて、そこにどうにかもっていこうとした「展開」ばかりの
ストーリーだな。

瑠可(上野樹里)のほんとの思いを知って、嫌悪感を感じて逃げた
美知留(長澤まさみ)だったのに、結局何事もなかったかのような
再会からエンドまで。
基本的に、このドラマの軸ってこの2人じゃないのか?
この2人はただの同性の親友じゃあない。恋愛感情が絡まってる
関係であるのに、それを結局一切無視した「奇麗ごとオンリー」な終わり方はないよ、
いくらなんでも。

タケル(瑛太)と瑠可の関係性は、海辺のシーンの、「夫婦のような関係」
という表現でそれなりに納得いったし、エリー(水川あさみ)が
瑠可を「だって、瑠可は瑠可じゃん」と受け入れたシーンも
良かったぴかぴか(新しい) というか、本日の一番感動したシーンてここだった。
「わかってあげられなくてごめん、今まで辛かったね」みたいな
エリーの優しい言葉に思わず崩れた瑠可の涙腺もうやだ〜(悲しい顔)
タケルに受け入れてもらった時と同じくらいのきれいな泣き姿でしたもうやだ〜(悲しい顔)

でも、それ以外のシーンはどれもこれもね〜〜〜バッド(下向き矢印)
終わってみれば、「で?結局何が言いたいドラマだったの?」って
感想になってしまうのですが・・・ふらふら

でも俳優陣はほんとにみなさん頑張ったし、みんなこのドラマで
評価が上がったんじゃないでしょうか?
上野樹里ちゃんと瑛太君は最後の最後まで繊細な表情をていねいに
演じ続けてくれたし、長澤まさみちゃんはおどおどきょどきょどと
しながらも、必死で「愛」をみつめたがってる女の子を見事に
演じきったと思います。
そしてこれほどの汚れ役を頑張った錦戸亮君もこの人ならではの
薄気味悪いDV男像を最後まで見せてくれました。

ともかくみなさん、お疲れ様でした。
posted by まりりん at 00:06 | Comment(25) | TrackBack(21) | 『ラスト・フレンズ』
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