2005年12月01日

野ブタ。をプロデュース 〜彰の試練が導くものとは?〜

7.jpg野ブタ。をプロデュース公式ページ http://www.ntv.co.jp/nobuta/


7話で修二・彰ともに大きな試練に突入するのだけど、
今日は彰の試練について、思うことを書きたい。

彰はありえないくらい澄んだ心の持ち主だ。その心の中は
透明度の高い静かな湖のような状態だった。
そして初めて恋をすることによって、その湖にあたたかな
陽が降り注がれ、湖の温度は上昇する。

水の温度が上がれば、そこには当然腐敗というものが
発生するように、“嫉妬”という醜い気持ちが澄んだ水を
ぐんぐん濁してゆく。

彰は自分の中に宿った醜い嫉妬心に戸惑い、もがき、
苦しむ。そして結局その元である“恋”そのものを
まだ信子に告白もしてないのに、手放そうと決心する
までにいたる。

彰は、自分自身が身をもって“人が追い詰められた
時に何をやるかわからない”という、人間の持つ汚い
心を知ったことで、真犯人の心の闇に、大きく
理解を感じることになる。

このことが、実は残り3話で修二がどんどん転落して
いくという展開の中で威力を発揮するのではないかと
私は読んでいる。

修二は恐らく、人に誤解され嫌われることでどんどん
追い詰められ、醜い心を膨らませていくのではないかと
思う。その時に本当に修二を救うのは間違いなく
信子と彰のはずだ。

信子は今までのいじめられてきた過去で、既に自分の
中に巣くう醜い心は経験済みだ。だから、修二の
心そのままを受け入れ、寄り添うことが出来るだろう。
だが今までの彰では、きっとそこまで出来きらなかった
気がする。だからこその今回の試練だったように思う。

今後の修二が体験するであろう試練もそうだが、
3人が、本当の意味でそれぞれのありのままを理解し
受け入れ合うため、ひいては“人間そのものを受け入れる”
という“他己愛”を知るための重要な経験の一つを、彰は
ここでしたのだと、私はそう思う。
posted by まりりん at 12:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『野ブタ。をプロデュース』
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