2005年12月07日

野ブタ。をプロデュース 〜修二と彰〜

8wa.jpg野ブタ。をプロデュース公式ページ http://www.ntv.co.jp/nobuta/


彰は、はじめから修二のことが大好きだった。それは、修二が
人気者だからとか、おもしろくてノリのいいやつだからとか、
誰に対しても愛想が良くて親切だからとか、そんな外観を見ての
ことではなく、彰のある種の動物的勘というか、本能的に
自分と波長の合う人間だということを感じとっていたんだろう。

一方の修二は、すべてを“外側”でしか見ていなかったから
クラスで浮いた存在の彰は、自分よりも下の人間と見ていて、
バカにしていた。それは内心だけではなく、ペタペタと
スキンシップしてくる彰に、あからさまに嫌な顔をして、うざ
がってもいた。

それでも彰は、おかまいなしに修二にまとまりついてくる。
修二も、うざいうざいと言いながら、そんな彰のことを
思いっきりはねつけるわけではない。

そして、行きがかり上、二人は一緒に信子のプロデュースを
始めることになり、当然、一緒に過ごすことも多くなってくる
中で、修二は彰があながちバカではないということもわかって
くるようにはなるけれど、それでもまだ、自分と対等の
人間だとは認められない。
一緒にいることが、心地よく、彰のことを自分も“好き”だと
感じても、それでもやっぱり自分と対等の位置には置けない。

そもそも、修二は、自分の心の中に、誰一人“友達”を
住まわせてはいなかったから、自分の心の中の、自分以外の
人が住む場所を“友達用”に確保することに戸惑いがあった
んだろう。

しかし、この第8話で、修二は初めて、彰という人間の
本当の大きさや高さ、何より自分に対するデカイ友情というもの
を知ることになる。
修二は、はじめて、彰を自分と対等の人間と認め、自分の
心の中に“親友”を住まわせることになった。

だから、彰から、肩を抱かれ、「親友ばい」と
言われても今までのようにそれをはねつけず、しっかりと
“彰そのもの”を受け止めていたんだろう。

彰と信子を、本当の意味で、自分の“親友”として
心に迎え入れることが出来たからこその最後のセリフ
「誰に信じてもらえなくてもいい  二人に信じてもらえれば
それでいい・・」の境地になったわけで、
それは同時に、修二がやっと、今まで心をガチガチに
覆っていた仮面を脱ぐときでもあったのだ。

人には、異性の友達にしか出来ないこと、同性の友達にしか
出来ないことがある。
最終的に修二の心に、“友達”の場所を作らせたのは、
信子ではなく、彰だ。信子はあくまでも修二の心を扉を
開けさせて、温かい光や風を送ってあげる役目だ。

修二にとって、信子と彰は、そういう意味でも必要不可欠な
存在で、彰にとってもそれは同じだし、
この3人は、ほんとの意味で、ものすごい奇跡のような
出会いをしているんだなあ。
まさに、3話のもぐらの話にリンクする出会いだ。

だからこそ、信子には、ほんとの意味での同性の親友を
最後までに見つけてやって欲しいんだけどな。
かすみとは、最終的にはほんとの友達になれるんだろうか?
まり子とはそうはなれないんだろうか?

それも気になるところです。
posted by まりりん at 12:27 | Comment(0) | TrackBack(3) | 『野ブタ。をプロデュース』
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