そうしたらそれ以降、もっといろいろ発展させていく
ことが出来たんじゃないの?
今回のを見て、改めて2話〜6話がいかにグダグダしてたかを
再認識した。
冒頭のやっちのモノローグも良かった(ほんとにいつも冒頭は
いいんだよな〜、このドラマ

「一度は失ったと思っていたものが、今、目の前にあるという現実。でも、再び失ってしまうのだという現実。」
く〜〜〜、なんかものすご〜〜く理解できてしまうその言葉。
それと、今回はなんといっても、気になっていた人の
10年先の姿を見る ということを“喜びと失望”という
2極の対比した結末で見せていたところも良かった。
10年という年月は、いろんな意味で、人を大きく変えて
いける時間でもある。良い方向に成長出来ていく人もいれば、
当然、後退している人だっている。
ドラマを見ながら、ふと自分自身はどうなのだろう?と
思わせてくれるような仕掛けにもなってて、
特に、あっちの方のエピを後半に持ってきて、そこに
やっちとあっち2人の掛け合いを見事に絡めてて、
終わり10分くらいがすごく良かった。
今回見てて思ったんだけど、このドラマは、小林聡美
1人を主演にするんじゃなくて、『カバチタレ!』みたいに
ともさかりえとのW主演にして、完全にそこを軸に
回していけばもっともっとおもしろくなってたんじゃないの?
太郎は恋人だけど、あくまでも補佐的な役どころにして
女性二人を前面に出す。つまり今回のような感じだ。
それにしても、やっちがだんだんと素直になってきてる。
でもまだイマイチそれに抵抗してる自分もいる。
そのあたりの描き方も良かったなあ。
側に来て、手伝ってくれなくてもいい。ただ 頑張れと
言ってくれるだけでいい。 グッとくるセリフだ。
テツが、ほんとのほんとに心を込めて
「頑張れ!」と言うところで泣けました。

返す返すも、もっと早くからこの流れで作ってくれなかった
ことが残念でなりません。