2006年09月13日

ドラマコンプレックス 世界一の“愛妻物語”〜乙羽信子と新藤兼人〜

録画していたビデオを今日観たんだけど、もう泣いた泣いたもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
一気にティッシュ半箱くらい使ったわ。原油高高騰のこの時期に
なんと不経済な私。。。ふらふら

女優乙羽信子と新藤兼人監督の結婚にまつわる話は、ずっと昔に
何かの本で読んでたんだけど、その本には、乙羽信子が、新藤監督の
奥さんに、「どうか私に、先生をください!!」と土下座して、それを
見て奥さんは「わかりました」と承諾して離婚した と書いてあったけど
ドラマで見る限りは、そうではなかったみたいだけど(直接乙羽さんが
奥さんに会ったことはないような?)そのあたり、どうなんだろう?

2人の恋というか、愛というのは本当に“本物”だったんだなあと
しみじみ感じさせられた。もちろん、女優と監督として惹かれ合っていた
部分も半分はあっただろうけど、それも含めて、2人の魂はお互いを
限りなく必要としあい、そしてお互いに相手を磨きあってもいた。

2人が出会ってから結婚するまで27年。そのうち不倫の期間が20年
くらいだから、恐らく監督の元の奥さんは相当に苦しみ、身を焦がし、
想像難くないほどに辛い年月を過ごしてきたんだろう。
でも、2人の間にはけして誰も入ることはできない、けして自分(元奥さん)
では、勝つことの出来ないものも感じとっていたことだろう。だからこそ
余計に辛くもあったはず。

ドラマは、乙羽さんの自伝を原作としているからか、終始乙羽さん
目線で進行していたので、見ているこっちは完全に乙羽さんに感情移入
して見てたので、この人はこの人でまた言うに言えない辛い気持ちを
抱えていたんだと思うとほんとに泣けてきた。

自身、不倫の末出来た子供として、結局他人夫婦に養女に出され、
恵まれない家庭に育ち、そしてやっと出会った運命の人とも不倫の関係を
余技なくされ、死ぬほど欲しかった監督の子供も堕ろし、それでも変わる
ことのない一途な愛を捧げ尽くした彼女は、晩年はほんとに幸せだっただろう。

乙羽信子役の片平なぎさの好演が光った。30歳前〜70歳を演じて、
ちょっと無理のあった部分もあったけど(それは監督役の寺脇康文も
同じだけど)深い感情表現はさすがと思ったぴかぴか(新しい)

ただ一つ文句を言わせていただくと、この内容で、このタイトル(世界一の
愛妻物語)ってのはどう考えてもおかしいでしょ?
このドラマは完全に乙羽さん目線であり、2人の愛というよりも乙羽さんの
愛情部分を前面に出したもの。監督側の心理描写っていうのはとても
少なく、まあ、最後に「延命よりも、遺作を作ってやりたい」って思い
あたりは愛あればこそ!って感じではあったけど、それにしてもやっぱり
タイトルは違うと思う。いっそ『一途愛』とか、『この愛ありて』とか
そういう方が良かったような・・・

でも、内容的にとても良いドラマを観れてしあわせでした揺れるハート


posted by まりりん at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | ドラマいろいろ
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愛妻物語
Excerpt: 溝口健二を師と仰いだ新藤兼人の監督デビュー作で自伝的物語。駆け出しのシナリオライター・沼崎は下宿先の娘・孝子と駆け落ち結婚をした。知人を頼り京都に身を寄せ、日本を代表する坂口監督にシナリオを見てもらう..
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