2008年05月22日

2008年春ドラマ 半分が終わって

まさかまさかの大豊作クールとなった今期の連ドラ。
気がつけば10本も見てます。しかもまだリタイアしたドラマが一つも
ない! たぶん、今までで一番多く見てるんじゃないかって気がします。

それでは今のところの評価を満足度の高い順にいってみよう!るんるん 


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1位 『ROOKIES ルーキーズ』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gif
いっや〜〜〜、もう素晴らしすぎて、好きすぎて、なんか書こうと
思っても何をどう書いてよいのやら・・・
そのくらい、このドラマに乱れてます、わたし揺れるハートわーい(嬉しい顔)揺れるハート
各回、たぶんもうどれも10回くらいはリピートして見返してると
思うんだけど、今だにまったく飽きないし、途中を飛ばして見るなんて
こともないし、その都度泣いてるしもうやだ〜(悲しい顔)

ともかくこれでもかというほどのていねいな描写と、流れの自然さ、
シリアスとギャグのバランスの絶妙さetc・・・ 
原作は未読だけれど、ストーリープラス、上記のようなドラマとしての
完成度の高さから未読でも、野球を知らなくても十二分に堪能できる
作りになっていて、ともかくクオリティがまったく落ちないのが
驚異的!!がく〜(落胆した顔)

ちなみに、5話終わっての私の評価は
1話(星5つ)・2話(星5つ)>5話(星4.8)>4話(星4.6)>3話(星4.5)

2位 『ラスト・フレンズ』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gif
こちらも心理描写がともかく細かくていねいで、それぞれの“今”の
心のうちが手に取るように理解できるところが素晴らしいぴかぴか(新しい)

この先、何がどう転がっていくのかまったく予想もつかないし、
半分が終わっても、まだトラウマの原因がはっきり示されてない人も
いて、やらなきゃいけないことがたくさんある つまり、それだけ
目が離せないということでもあり、楽しみでもある。

星4.5

3位 『CHANGE』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
まだ始まったばかりで、この先がどうなるのかもわからないところ
なんだけど、1,2話見た限りでは、月9らしい、軽く見れる感じで
このままいきそうかな?
初回選挙参謀だった阿部ちゃんが2話目からどう絡んでくるのかと
思ったら押しかけ同居で、あとは仕事がないとか言ってたから、
結局は秘書とかそういう関係で最後まで朝倉先生の側にいるって
ことね。
阿部ちゃん・深津っちゃん・ローサちゃん・朝倉先生
この4人の掛け合いがおもしろかったので、これからも毎回
お楽しみシーンとして楽しませて欲しいところ。

星3つ

4位 『ごくせん』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
レビューもしてるので、あえてここで言うことはないという感じ
ですけど、初回から比べるとだんだんに笑える度合いが減ってきた
ように思うんだけど、教頭&東先生にはもうちょっと頑張って
いただけないでしょうか と思う今日この頃。

星3つ

5位 『絶対彼氏』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
ともかくこれは、もこみち君のロボットっぷりをどう見せるのか?
そこにすべてがかかっていたといっても過言ではないと思うんだけど、
それがこれ以上ないような「人間型ロボット君」に仕立ててくれた
お陰で毎回それなりにおもしろく見れてます。

ただ、ヒロインに感情移入が出来ないところがちょっと辛いところふらふら
もうちょっと毎回梨衣子がナイトにホロっとさせられているシーンとかが
あってもいいと思うのだけど・・・

星3つ。

6位 『Around40』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
独身を長くやってきた女性が必ず経験するようなことはリアルに
描いてくれてたし、聡子の結婚観もかなり共通するところがある。
本来ならもう思いっきりこの人にどっぷり感情移入していいはずなのに
1話からず〜〜〜っと、まったくどの場面にも共感出来ないふらふら
なんというか、第三者的にただ見てるだけ みたいな。

それはやっぱり、天海祐希=聡子があまりにもカッコいいからだと思う。
仕事中はもちろん、プライベートでも一切くだびれたところがなく、
いつも、どんな時でも颯爽とカッコいいのだ!!

もうさ、この人はあきらかに常人じゃありませんて手(パー)
ゆえにこの主人公には、逆にあんまり魅力も感じない。
むしろ、主婦役をやっている松下由樹の方が等身大っぽくて、
理解できる部分も多々あったりするんだけど、ドラマとしての
おもしろさが私には今ひとつというところかな。

星3つ

7位 『トップセールス』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
夏川結衣が主演なので見始めたのだけど、ちょっとだんだんに
おもしろさが落ちてきたかな。
これは全4回くらいでコンパクトにまとめても良かったのでは?
とか思ったりもする。
サクセスストーリーものは、ある程度のスピード感があってこそ。
それが、あまりにもていねいに脇の人たちのお話を入れすぎて、
退屈なシーンが多くなってきたように思う。

星2.5

8位 『無理な恋愛』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
これもレビューを書いてるので、あえてここで書くこともないんだけど、
途中回まではほんとに面白く見れてたのに、かえでのキャラが
どんどん悪くなってきて、見てるのがどんどん辛くなってきてしまった。
この先、なんとか挽回して欲しいんだけど・・・

星2.5

9位 『パズル』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
たまたま初回にチャンネルを合わせたら、それなりに見れたので、
他に見るものがない時には見てます。
完全1話完結なので、そういう時に見るのに最適!

石原さとみのヤンクミ風の演技が結構おもしろくて、内容よりも
この人を見て楽しむ番組という感じ。

星2つ

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もう一つ『ハチワンダイバー』も実は見てるのですが、前回・前々回と
どちらも録画に失敗してちゃんと見れてなくて、評価するに至らず。
でも今後も一応は見ようと思ってます。
posted by まりりん at 00:52 | Comment(8) | TrackBack(1) | ドラマいろいろ
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2008年03月24日

『薔薇のない花屋』最終回 評価“なんか良かった星3.8”

今期の連ドラのオーラスでもあり、私もウォーミングアップが
最終章に入ったってことであせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
月9の感想アップなんてほんとに久しぶりなんだけど、いってみっか!

な〜〜〜んて気持ちになれたのも、この最終回のデキが、前回まで
とはまるで別物のごとく、私の豊満な胸に(いやいや、そっちの
胸じゃなくて〜〜手(パー)わーい(嬉しい顔)←これ私のツッコミマークっす!)
染みこみまくりで、なんだか泣けるシーンが多くて、まんまと
「なんかいいドラマだったよ〜〜〜」って気にさせられてしまった
からなのです。

まあね、そりゃあ思わず椅子から3cmくらいはお尻が浮くくらい
むずがゆいセリフもあちこちにありましたわ。
今までの様々な思わせぶりの伏線の収拾だって全部つけれたわけ
じゃないし(さんざっぱら、お花屋さん(香取慎吾)は実は
冷酷なやつだって匂わせていながら、最後の最後まで結局とても
ハートのあったかいキャラだったのも思いっきり肩すかしだったしふらふら
あ〜〜、それとあと、ず〜〜〜っと最後まで思ってたけど小野先生
(釈由美子)。1人の生徒の家にあれだけ出入りして、あれだけ
肩入れするってどうなの?他の親とかが黙っちゃないでしょうに。
結局この人がこの一家にあれだけ深入りした意味が、最後まで
わからなかったわ。

それでも最後の最後まで、雫ちゃん(八木優希)が健気で
かわいくて揺れるハートそれだけでも十分泣けたんだけど、
何気に最後の最後にもってきた、本仮屋ユイカのDVDでのシーンが、
私には妙にせつなくて、それを見て思わず涙していた舜(玉山鉄二)も
すごくせつなくて、今思い出してもちょっと泣けてくるもうやだ〜(悲しい顔)

美桜(竹内結子)との結ばせ方もとても綺麗で良かったとは
思うし、自称キーパーソン菱田さん(池内淳子)の使い方も
座布団3枚カラオケ って感じでした。しかし、菱田さんの
フットワークの軽さってのは見習いたいもんですな!(笑)

ただ、エンディング前の中学生男子がやってくるシーン。
これを最後に持ってきたのがほんとにビックリだったけど、
まあ、英治に「それでも人生は素晴らしい」って
セリフをどうしても脚本家が言わせたくて、練りに練って持ってきた
ラストだとは思うけど、マスターが突然ずきん被ったり、この男子が
誰であるのかを直接表現するセリフ等が一切なかったので、見ている
こっちは、え?え?え?え?え?(エンディングまでエンドレスで)
だったのがどうなんだろう?

この男子が、恐らく親に虐待受けてた雫の同級生だったんだろう
あ〜〜〜、だからマスターがずきん被ったのか〜〜〜ひらめき
て気づいた時にはもう画面は “このドラマはフィクションです”って
白〜〜〜〜くなってたわちっ(怒った顔)

でもまあ、昨日の佐々木夫婦があまりにも酷かったので、そのことを
思ったら、ほんとに良い最終回でしたわーい(嬉しい顔)
posted by まりりん at 23:01 | Comment(18) | TrackBack(16) | ドラマいろいろ
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2008年03月11日

『貧乏男子ボンビーメン』最終回 評価“うまくまとめて星4つ”

とても気に入って見てたドラマなので、最後だけでも感想を書いて
みようかな とるんるん

時間拡大もなく通常の時間枠の中で、私はすごくいい時間配分で
うまく結末をつけたな ってのがまずもっての印象です。

お金 VS 心 それはつまり 一美(小栗旬)VSオムオム
(ユースケサンタマリア)
だったわけだけど、最終的に2人の
関係をつかずはなれずにしたのがグッドグッド(上向き矢印)かわいい
2人があれでほんとに終わってしまうのは、視聴者的にも
なんだかイマイチすっきりしないし、かといって仲良しになって
しまうのもやっぱり違う。
2人の今後の関係を想像して楽しめてしまうような、ほんとに
うまい終わり方だったなと。

しかもユースケが最終回、すごくいい表情をいくつも見せてて、
オムオムさんの、人の気持ちを信じる気持ちを認めたくないけど、
でもほんとは認めたいんだ っていうその複雑な心理が、なんだか
痛いほど伝わってきた。この人って、やっぱり結構うまい役者さん
だったのね。

そしてこのドラマの、いつも最大の魅力だった八嶋智人・山田優
との3人の関係性も、もうこれしかない!っていう締め方だったと
思う。未海シャンがおにぎりにひそめた「好き」っていう小さな
紙切れがなんだかせつなくて泣けてしまったよもうやだ〜(悲しい顔)
でも、メガネ先輩のフォローがすっごく良くて、ここ、とっても
いいシーンだったな〜〜ぴかぴか(新しい)

一つ残念だったのは、せっかくの物々交換ビジネス。あれを
私は、白石ちゃん(三浦春馬)のお父さんが引き継いだら良かった
んじゃないかなと思った。おうちも売ってしまってるわけだし
また東京に出てくるのはありだと思うし、一美に対して、まだ
600万円の借りがあるのをちゃんと返すのにももってこいだと
思ったんだけどね。そうすれば、一美がオムオムさんに言ってた
「借金はちゃんと自分で返さないと」ってのも更に活きてくると
思ったんだけど・・・

まあともかく、最後ほんとにうまくまとめてくれてありがとう!
キャストのみなさんには本当にとっても楽しませていただきました。
最後のNGシーンがものすごく楽しそうなのばかりで、やっぱり
そういうのが画面を通じてこちらにも伝わってきてました。
てことで、私はこのドラマのDVD−BOX購入決定いたしましたわーい(嬉しい顔)
発売を楽しみに待っておりますハートたち(複数ハート)
posted by まりりん at 23:44 | Comment(9) | TrackBack(6) | ドラマいろいろ
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2008年02月23日

『フルスイング』最終回 評価“せつなく温かく星4.5”

今日は書くぞ〜〜〜!! フンガーダッシュ(走り出すさま)フンガーダッシュ(走り出すさま)
(鼻息の荒さを擬音化してみましたわーい(嬉しい顔)
まだ見終わったばかりなので、若干涙&はなをすすりながら〜たらーっ(汗)

まあ、結末どうなるかがわかっていただけに、どういう終わり方に
するのかが気になったところだったんだけど、入院してから は
思いっきりあっさりと、そして亡くなる瞬間は思い切ってばっさりと
描かなかったことで、校長の言っていた
「風のように駆け抜けた」感がより強く出てて良かったと思う。

あとはやっぱり最後の、森君が撮った写真。これがすっごく
いい写真を使ってたし、奥さん(伊藤蘭)に対して、確かに
多くのものをみんなに惜しみなく与えた証を端的に見せることの
出来るもの として最良の小道具だったなとかわいい

しかしまあ、なんといっても最終回は高橋克実の渾身の演技が
初回同様に光りまくってましたね〜ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

特に、電話で奥さんにガンであることを告げるシーン(ここは
それを受ける伊藤蘭の演技もうまかったな〜)
入院中の奥さんと2人での会話
「それからな〜  愛しとるぞ〜〜!」がもうなんともいえず
さらっとしていながら思いがこもってて泣けた泣けたもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
(久々にこれほどの感動的なラブシーンを見ました)

で、極めつけはやっぱり卒業式後のホームルームでの長ゼリフの
シーン
なんか一瞬リアルでやってるのを見てるような錯覚さえ覚えて
しまいました。

最後の最後を明るくサラッと仕上げた演出も良かったし、ほんとに
良いものを見せていただき、どうもありがとうございました と
深々とおじぎをしたいくらいの気持ちです。

posted by まりりん at 22:28 | Comment(7) | TrackBack(4) | ドラマいろいろ
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2008年02月18日

2008年冬ドラマ 半分が終わって

思うに、冬ってさ、冬ってドラマ見るにはもってこいの季節って
いうか、「人恋しくなる」的な「ドラマ恋しくなる」季節よね〜ハートたち(複数ハート)
だから、不快指数の高い夏場ならとっくの昔にリタイアしてる
ような、満足度の低いドラマでも、今だに見続けているのだと
思うんだわ。うん、うん(と、ひとり納得ふらふら

そんなわけで、今まで見てきた中での順位別の評価をいっときたいと
思います。


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1位 『フルスイング』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gif
2話目からはさすがに、初回ほどの満足度は得られなくなって
きたけど、それでもやっぱり今期一番のおもしろさぴかぴか(新しい)
6話しかないのに、脚本家が3人もいるってのがちょっと
う〜〜〜むという感じで、案の定というか、脚本家によって
出来(特にセリフの良し悪しがハッキリしてる)が違うのが
もったいないような気もするけど、基本はやぱり実話が土台に
なってるってのもあって、いろんなことの重みも感じます。

主役をはじめ、脇の先生方も、ベテラン勢にもちゃんと
スポットが当たってるのがいいし、先生1人:生徒1人を組ませて
お話を進めていて、そこに高林先生(高橋克実)が、自然な形で
絡んでくる というスタイルに徹しているのがとても良いと思う。

今まで放送分の私の評価は
1話=5 2話=4 3話=3.5 4話=4.5 5話=3.8

次回はいよいよ最終回。涙涙になりそうな予感もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

2位 『貧乏男子ボンビーメン』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gif
初回のあの「嫌われたくないから」キャラはどこに行ったの?って
くらい、2話目から小山一美君(小栗旬)は完全なる「自己犠牲
上等!」キャラに落ち着き、一美を利用してたような感じだった
大学の友人たちも、なぜかみんな「ただの良い友達」になっていて、

結果、
「愛」の象徴である一美あ〜んど、それを囲む善の人々
            VS
「お金」の象徴であるオムオム

という対立図式がハッキリしたことでみやすくなった(感情移入
しやすくなった)ことと、ともかく思った以上に、八嶋智人・山田優
と小栗旬の3人のマッチングがすごく良くて、この3人のシーンが
ともかく見ててなんだか嬉しくなってくる。

大事なのは、「お金」だけでもなければ「愛」だけでもなく、
そのバランスなのだということを、最終的に伝えようとしてるのだと
思うから、そういう意味でも、最後までオムオムさんはスルテンちゃんを
しっかりと突き落としていって欲しいと思う。

星4つ。

3位 『薔薇のない花屋』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
毎回ただただ伏線の引っ張りのみに引っ張られて見ていたこのドラマ。

あ、あららら?いつの間にやらちょっとづつおもしろくなって
きたんですけど・・・目
しかしまあ、よ〜〜〜く考えたら、やっぱりそのおもしろさってのは
あくまでも「伏線の引っ張り具合」なんだけどもねあせあせ(飛び散る汗)ふらふらあせあせ(飛び散る汗)

きっと最後の最後まで、あれはどうなるんだろう?が気になって
見てしまいそうではあります。

星3.5

4位 『斉藤さん』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
おもしろいのか って聞かれると う〜〜〜ん だし、
じゃあつまらないのか って聞かれてもやっぱり う〜〜〜ん。。。

もう半分終わってしまったのに、いまだに主役の斉藤さん(観月ありさ)
本人のキャラが魅力なさすぎあせあせ(飛び散る汗)がく〜(落胆した顔)あせあせ(飛び散る汗)
脇であるはずの真野さん(ミムラ)の方がよっぽど魅力的でよっぽど
感情移入出来る。しかもいつも話は真野さんを中心に進行してるし。

まあ、それならそれでって感じで、こっちとしても、裏タイトルは
『真野さん』だと思って見てますけどもねあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

星3つ。

5位 『エジソンの母』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
毎度毎度うざいほどに、賢人君に
「ねえ、どうして〜〜なの〜?どうして〜?どうして〜?」って
質問させてるけども、聞きたいのはこっちです。

「ねえ、題材もいいしキャストもいい、初回はあんなに期待が
もてたのに、どうしてこんなにつまらなくなってしまったの?
どうして〜〜?どうして〜〜?」
  

以上。

星2.5

6位 『佐々木夫婦の仁義なき戦い』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
ほぼリタイア寸前です。ふらふら
つうか先週も半分見なかったし、今週にいたっては3分の2くらい
見なかったたらーっ(汗)たらーっ(汗)

だってだって毎回毎回おんなじようなことの繰り返しで、結局
ぜ〜〜〜んぜんナレーションで言ってるような
「壮絶な夫婦戦争」でもなんでもなくて、ダラダラグダグダと
ぬるいことやってるようにしか見えないんですもの〜〜〜ふらふら

しかも、藤田まこと・西村雅彦・古田新太 っていうとってもいい
脇の素材を見事なまでにいかしてなくて、毎回見てて気の毒にすら
なってきてしまいます(いやいやマジで、内容よりも、そっちの
方が気になったりする)

それでも結局最後まで見そうな気がするのは、やっぱり「冬」のせい?

星2つ。

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てことで、なんだかんだと文句をいいつつ、前回アップ時からまだ
1本もリタイアしてないっていう、私にとっては信じられないほどの
忍耐力でもって後半に突入です。

posted by まりりん at 00:19 | Comment(8) | TrackBack(0) | ドラマいろいろ
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2008年01月21日

2008年冬ドラマが始まったわけですが・・・

いやいやいや、「書く気」はあるんですってば〜〜、ほんと
気持ちは十分あるんですけども、なんせ身体がついてこなくて〜〜〜
・・・・・と言い訳から始めてみた2008あせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
みなさま、いつの間にやら新年もとっくに明けたわけですが、
お変わりなくお過ごしでしょうか?私はこのように、言い訳に身を
固めつつ、なんとか息をしております、はいキスマーク

秋ドラマは、どうにか1本くらいは感想を書きたいと思ってたの
ですが、結局書けず。ちなみに、『医龍2』に大ハマリしておりました黒ハートわーい(嬉しい顔)黒ハート
でもって、それ以外何を見てたっけ?と思い出そうとしても、
もはや思い出せないような、そんな秋ドラマでした(以上総括終わり!)

で、冬ドラマもすべて出揃ったので、私の住むところも、今冬初の
積雪を記録した本日(全然関係ないけどねるんるん)久々の更新など
してみようかなということで、前回と同じように、今見たところでの
私の中での評価の高い順に短めに感想を!

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1位 『フルスイング』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gif
日テレの土9がつまんなかったので、なんとなくNHKの方に
チャンネルを合わしてみたらば・・・!!!
いっや〜〜!!初回は文句なしの星5つぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
主演の高橋克実のなんと自然で、それでいてあったかさがフルスロットルの
見事な演技が炸裂してたことか!カチンコ
脚本&演出もものすごくていねいで、終盤は嗚咽してしまいましたもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
実話を元にしたお話ながら、ドラマとしての作り方を心得まくった
作品というか、ともかく今の民放ドラマでは考えられないほどの
クオリティの高さ右斜め上全6話ということなので、あと5話
ものすご〜〜〜く楽しみにしています!


2位 『エジソンの母』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
まったく期待せずに見たら、初回は「おっっ!!おもしろいじゃん
これ!!」と星4つな感想を持ちました。
クレジットを見たら、脚本は大森美香さんだったのね!この人の感性
私はほんとに好きハートたち(複数ハート)キャストもなかなかハマッてていいし、
主演の伊東美咲も結構頑張ってるし、2話目もハリキッて視聴したの
だけれど、おとととと・・・・ちょっと1話に比べてう〜〜〜〜む、
全体的に雑になってる印象を受けたので、2話目は星3つ。
でも、伊東美咲が空を飛びながら、実家をのぞいている夢を見る
シーンは、好き!!大森美香さんって、昔から絵と合成させるシーンを
はさむのが特徴っていうか、結構多用されてるのを見るけど、その
使い方が私はすごくいいと思う。まあ、このまままったり見終われたら
いいかなと思う。


3位 『貧乏男子(ボンビーメン)』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
始まる前にやってたスポットCMを見た限りでは、今期の期待度No1
だったのがこのドラマ。とっても楽しみに初回を見てみたのだけれど
あらららら???CMで流れてた、歯磨き粉をひねりだしたり、
若者がポイ捨てしたたばこを拾って吸ったりするシーンがないないない!
あれは元々CM用にのみ作ったものだったのかな?おもしろそうな
シーンだったのに〜〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

主人公(小栗旬)の性格がどうもイマイチつかみにくい。みんなに
嫌われたくなくて「いい人」を演じているのか、それとも元々
ほんとに「いい人」なのか、はたまたその複合型か?
まあでも「安易な借金」てものをテーマの一つにしたのは、結構
おもしろいところでもある気がするし、借金仲間(?)の八嶋智人と
山田優が結構いい絡み方をしてて、私は初回見た限りでは、ここが
なかなかおもしろいと思ったので、星3.5
最後まで見れそうなドラマではあります。


4位 『佐々木夫婦の仁義なき戦い』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
最初に記事アップした時に、このドラマのことだけうっかり・すっかり
忘れてましたふらふらなので、ここだけ追記です。

これもスポットCM見た時は結構期待がもてたんだけど、いかんせん
あまりにも番宣が多すぎたがく〜(落胆した顔)
インパクトのあるシーンあんどそれなりの数のシーンを何回も何回も
繰り返し見せられていたお陰で、いざ放送見たら新鮮味ゼロバッド(下向き矢印)
というか、既に食傷気味です って感じでどうもイマイチ集中して
見れませんでした。番宣のやりすぎってのはほんとにいかがなものかと

でも、次回からはそれなりに新鮮に見れるかもなので期待です。
今まで、稲垣吾郎のドラマって一度も視聴完走したことなかったけど
これは最後まで見れそうな気はします。ともかく一番の売りである
2人の喧嘩のシーンはともかくガンガンいってほしい。


5位 『斉藤さん』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
これすっごく微妙〜〜〜〜!!ふらふらなんというか、一言で言うと
 「スッキリできない」 

確かに斉藤さん(観月ありさ)の言ってることは正論だ。でもね〜、
敵ボスである三上さん(高島礼子)の言ってることもこれまた正論。
「正しいことを言えばいいってもんじゃない」
まったくもってまったくもってその通り!!
「ハケンの品格」みたいに、敵キャラがほんとに憎たらしいだけの
やつだったらすっごくスッキリするんだけどね。

余談だけど、初回見た時、私は頭から出づっぱりの引っ越してきた
主婦役をやってるのがミムラであることに気づいたのは、始まってから
半分くらい過ぎたあたりだったたらーっ(汗)ふらふらたらーっ(汗)
私の友達にいたっては、最後のクレジットを見てやっと気付いた
そうです。。。。。 ああ、ミムラさん。。。。。


6位 『薔薇のない花屋』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
初回見ての星は2.8くらいかなふらふら
だって、暗いは、ずきんかぶりが終わるの早いは、なんだかね〜〜どんっ(衝撃)
そもそもこのドラマは、ヒューマンものなの?恋愛ものなの?
サスペンスなの?それもよくわからないようなごちゃ混ぜ感が、
私には受け入れづらかったです。

ただ、いろいろと張っていた伏線の回収が少し気にはなるところ
なので、もう少し見てみようかなと思うけど、気がついたら
見るのをやめてるかも。


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でもって、『あしたの喜多善男』『1ポンドの福音』は初回だけ
見てリタイアあせあせ(飛び散る汗)ふらふらあせあせ(飛び散る汗)
『ハチミツとクローバー』は初回20分で脱落しましたあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
あとのははなからパスってことで、今期もなんか秋ドラマと同じ
ような感じかな〜。
まあ、1本だけでも超満足なドラマがあるだけでもよしとしますか!

posted by まりりん at 19:11 | Comment(7) | TrackBack(1) | ドラマいろいろ
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2007年10月20日

2007年の秋ドラマが始まりましたが・・・

ものすご〜〜〜く久しぶりの更新です。体調が悪くてパソコンも
滅多に立ち上げることが出来なくなったんだけど、秋ドラマも
始まったことだし、まだなんとかやる気はあるぞ!てとこも見せて
おかなきゃいけないしあせあせ(飛び散る汗)ってことで、ここは一つ頑張って
書いてみようかな 

ということで、一通り見たいと思ってたものの1〜2話は見たので
ザザッと感想なぞいってみたいと思います。
とりあえず、私の中で気にいった順でわーい(嬉しい顔)今のところの評価も
つけときます。

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1位 『ジョシデカ』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gif
ほぼ期待してなかったんだけど、意外にも「お!これおもしろい!」
と思ったのがこれ。何がいいって、申し訳ない程度の薄〜〜〜い
コメディ要素がなんか妙に心地良いいい気分(温泉)

でもって仲間由紀恵のいつものくどい鼻ひっかかりしゃべりも
かなり薄まってて(ピン子師匠に物申されでもしたか?ふらふら
ピン子師匠とのマッチングもいいし、脇の刑事役の人たちもいい。
刑事モノには珍しくというか、頭に結末っぽいものを持ってきて
そこから回想(TBSドラマはこのパターン好きやね揺れるハート)に入る
というのもへぇぇぇ〜〜〜〜 な感じだったし、ともかく軽すぎず
重すぎずな感じの刑事モノっていうのが見やすくて良いなあと。


2位 『医龍2』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gif
1の時には見てなかったんだけども、今回は初回放送のタイミングが
良かったというか、他に見るものがなかったので見てしまったら、
あら、おもしろい!がく〜(落胆した顔)
1の内容が全然わかってなくても十分お話がわかったし、初回の
2時間があっという間に終わった感じ。私の評価は、初回が
星4つ→2回目星3.8というところ。

なんといっても、敵と味方の構図がはっきりしていて、しかも
それがチーム対抗みたいになっているところがいいし、どうなるの?
どうなるの?のハラハラドキドキがぐんぐん加速していく作り方、
そして音楽がまたいい!!ぴかぴか(新しい)るんるんぴかぴか(新しい)
演出とかカメラワークがちょっとアメリカのドラマっぽくて、
スピード感がありとっても見応えあり。
岸部一徳と内田有紀には、是非とも最後の最後まで、「おぬしも
悪よのぉ〜〜〜ドコモ提供」を貫いて欲しいところ。


3位 『ドリーム☆アゲイン』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
これこそ今期期待値ゼロだったんだけど、とりあえず土9は何が
あるかわかんないから初回ははずせない っていうので見てみたら・・

やっぱし!なかなかのおもしろさじゃないですかぁ〜〜!かわいい
なんといっても、案内人田中役の児玉清がもう最高!!
この人はずっと最後まで初回くらいの出現率で絡んでいって欲しい。
しかも、家政婦役が瀬川瑛子とか、なんかキャスティングが斬新で
それだけでも、おもしろいものを見せてもらってる気になれるし。

主役の反町隆史もお得意分野だから安心して見れるし、なんといっても
それでどうなるの?どうなるの?っていう煽りがとってもうまい!

まあ、欲を言えば、加藤あいの弁護士役ってのはどうなの???って
いうか、もっとちゃきちゃきした女優さんで見てみたかったんだけど
とりあえず土曜9時は見るものが確保できてホッってところ。
ちなみに星は3.5


4位 『ガリレオ』 h-62.gifh-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gif
月9嫌いの私がやっとこどうにか見れる時がきたと申しましょうか、
たいして文句が出ない月9を、久しぶりに見たと申しましょうか、

それにしても月9って今はもう神話も崩れた とはいってもやっぱり
腐っても鯛だわね。脇とかゲストとか、ともかく出演者のギャラに
惜しげもなくお金払ってますふくろ っていうリッチキャストな
香りが漂ってるもんね〜〜〜喫茶店
しかも初回ゲストの唐沢寿明の使い方がまあ〜〜〜、もったいない
っていうか、贅沢のきわみリボン
今後もなんかいろいろと大物ゲストが出るみたいで、相当力を入れてる
のが伺えます。ま、あとは内容がそれに負けないことを願うのみですね。
これも星は3.5


5位 『スワンの馬鹿!』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
結構期待してたんだけどな〜、これ。初回見た限りは、良くもなく
悪くもなく というところ。
妻役の田中美佐子の演技が光ってたな〜〜〜ぴかぴか(新しい)てのが一番の
感じどころかなああせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

これは、上川隆也と同じような立場のリーマンの人にとっては
あるあるある〜の世界なのかもわからないけど、女性の立場で見ると
「ああ〜、おかわいそうに〜」くらいの共感度35%という感じで、
じゃあこのドラマの何を見るのかっていうと、上川隆也・梶原善・
劇団ひとりの掛け合いのおもしろさくらいになってしまうんです
よね〜。
最後まで完走できるかかなり微妙な、星2.5の初回でした。


6位 『有閑倶楽部』 h-62.gifh-62.gifhe52.gifhe52.gifhe52.gif
ともかく頭の15分くらいが寒すぎた(ウ〜〜、ブルブル〜台風
あれで脱落した人も多そうな気がするほどに「やって」くれたがく〜(落胆した顔)
実際私もリタイアしようかと思いながらぼーっと見てたら、まあ
事件チックな展開になってからは徐々に見れるようになってきた。

コスプレ色の強いものって、喜ぶのはほんとに限られてる人だけの
ような気がするんだけど、あえてそれを前面に出してきた日テレの
酔狂(?)さには、かなりあいた口が塞がらなかったんだけど、
ただ、事件そのものの部分にはちょっとおもしろさもあるので、
もう1回くらいは見てみようかなという感じ。星は2つでした。

それにしても、原作者の一条ゆかり先生って、昔、昼ドラで、先生の
超名作である『砂の城』がトンデモなドラマだったにも関わらず、
あれにOkと出したあたりから、心の広い人だな〜とか思ってたけど、
今回もまたまた、その宇宙クラスの広〜いお心を見せていただいた
気がします。

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最後まで見たのは以上です。あと、『働きマン』は初回でリタイア
『暴れん坊ママ』『金八先生』『歌姫』『ハタチの恋』ははなから
パスでございます〜〜たらーっ(汗)わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

でもって、今回は、体調のこともあり、毎週感想をアップするのは
なしで、出来る時に、書きたいと思ったものがあれば書く(スタイル
は、また今回みたいにまとめてになる場合もあり)
ということで、まあ、とりあえずどうにか最後まで1本でも多く
視聴完走したいと思っておりますってところです。
posted by まりりん at 19:34 | Comment(11) | TrackBack(1) | ドラマいろいろ
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2007年06月08日

『わたしたちの教科書』第9話 評価星5つ

今期はドラマ感想を書かないつもりでいたんだけども
(なんせ、どれもこれもイマイチしまりがないっていうか・・ふらふら
が、しかし、But!!今日は、これ、会心の一撃をお見舞いされたぜ〜パンチ
てことで、リハビリがてらちょこっとアップグッド(上向き矢印)

このドラマは、はじめの頃あんまりおもしろくなくて、実は3話目から
リタイアしてたんですよね〜。でもまあ、先週から第二部開始って
いうので、先週からまた見始めました。でもって、先週のはイマイチ
つかめないことなんかもあって(え?加地先生(伊藤淳史)てなんで
こんなんなったの?とか、なんで大倉孝二が珠子さん(菅野美穂)
についてんの?とか、なんで珠子さんと谷原章介が敵対してんの?とか)
あんまり入れ込んで見てなかったんで、今日も流し見しようかなと
思ってたんですけど・・・

本日はもう完全に、後半法廷劇に思いっきり喰いつかされましたね〜がく〜(落胆した顔)
まあちょっと、『白い巨塔』の法廷劇に似てなくもない(てか、
似てる、うん!)けど、演じた菅野美穂VS佐藤二朗の緊迫した
やりとりと、佐藤二朗の良心の呵責にさいなまれた泣きの演技が
もう二重○をどどんと超えて、五重○〜〜〜!!!

体制に組み込まれた大人って、ほんに哀れやね〜〜〜もうやだ〜(悲しい顔)
いや、すべての大人がって意味じゃないけど、基本的にはとても
いい人なのに、体制の中に、無理やりに自分を押し込めてしまってる
大人って実は結構多かったりするんだと思うけど(加地先生も結局
その1人になってしまってるみたいですね)
結局は、そういう人たちが被害者でありながら、加害者になって
しまったりもするんだよね〜。

このドラマって、学園ものではあるけど、その枠を越えて、社会
全体のいじめとか、隠蔽問題を描こうとしてるみたいだけど、
落としどころをどう持っていくのかが、ものすごく気になるところ。
最後の最後に、救いがありつつ、でもきれいごとにはしない。
そういう結末は難しいとは思うけど、少し期待しています。
posted by まりりん at 00:44 | Comment(19) | TrackBack(14) | ドラマいろいろ
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2006年12月02日

土曜ドラマ『ウォーカーズ』最終回 評価“素晴らしい!星5つ”

お遍路とは、己ひとりで、己の道を禅問答することなり

四国八十八箇所を巡りながらのロードムービードラマも遂に最終回。
先達(原田芳雄)を除く一行8人のうち、夫婦等のカップルを3組(6人)
も入れた意味が、最終回にしてやっとわかった気がする。最後には、
結願(お遍路の行程を無事終了する)した彼らと逆に出発する、徳久(江口洋介)
の父母もまた夫婦というカップルだ。

実際にお遍路をする人は、本当に千差万別いろんな人生のシミとか垢を
抱えているのだと思うけど、このドラマは『夫婦』というものを核にして
いたってこと。

夫婦とは、一つの道程を、2人で歩いていかなければならないもの。
だけれど、それぞれは実は「その人だけの人生」を歩いている同士でも
ある。つまり、お遍路をする同行者のようなものだ。

寺島(三浦友和)から「手をつないで歩こう」と提案された妻靖子(風吹ジュン)
が、「大事なのは形で仲良くすることじゃない」と拒否したセリフ。
「自分の田舎にいけば、お前がなりたいと言ってた日本語教師の職もある」と
言われて「私はほんとは、日本語教師になりたかったわけでもないし、
ブティックの店員をやりたかったわけでもないの」
「ほんとは、あなたと会話したかったの」
と本音を吐露したセリフ。

このどちらものセリフに、このドラマをお遍路ものにした理由があるように
感じました。
「夫婦」とは、他人同士が長い長い会話をしながら1本の道を進んでゆくこと。
それが言いたかったんじゃないだろうか?どんなカップリングであれ、
基本は「ひとり」だ。お遍路との違いは、会話する相手が「自分」から
「ステディな相手」に変わること。そして、その「ひとり」と「ひとり」が
同じ相手と向き合って会話しつづける中にこそ、自分の道もまたおのずと
見えてくるもの。そして2人の人生も最後を向かえる時には、輝くものになる。

寺島夫婦だけでなく、徳久たちもまたそのことに気づくことが出来た。
大事なことは、お互いが常に相手と向き合おうと努力しあうこと。

そういうことを教えてもらえた全4話のこのドラマ。
見終わってとってもスッキリした気分、そう、まさに私も一つの旅を
終えた気分だ。素敵なドラマをほんとにありがとう〜!揺れるハート

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視聴率 10.8%
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posted by まりりん at 23:10 | Comment(3) | TrackBack(2) | ドラマいろいろ
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2006年11月26日

セーラー服と機関銃 最終回 評価“なかなかGood、星4つ”

撮りだめしていくばかりで、全然見れてなかったのを、やっとまとめて
見て追いついた〜〜 と思ったらもう最終回ふらふら

このドラマ、3話あたりまでは、中途半端なお笑い(しかも笑えない)の
シーンが結構あって、あんまり引き込まれる要素がなかったのだけど、
ヘロインがらみで、浜田組との抗争が本格的に始まり、それ1本に
絞った後半回は、毎回、目高組のみんなの絆がどんどんと深まる中でも
1人死に、また1人死に の連続で、どんどんと集中して見れるように
なってきた。最初からヘタな笑いの要素なんていれずに全篇シリアスで
いけば、もっとおもしろくなってた気がするのだけれど・・・

そして最終回。もはや残ったのは佐久間(堤真一)と泉(長澤まさみ)の
2人のみ。
泉が機関銃を手に持ち、2人で浜田組に乗り込んで行くのが意外に早い
時間だったので、残り何をするのかと思ったら、

佐久間さんも結局死んでしまったのねもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
やっとかたぎとして頑張って働きだして、その姿をお嬢さん(泉)に
見せようと上京してきたのに、あっけなく殺されてしまった。
この実際に死ぬシーンは、5人の組員のうち、この人だけは描写なし
だったのが、余計に悲しくて(いろんな想像をかきたてられて)大泣きして
しまいました〜〜もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

終わってみればやっぱりどう見ても、堤真一主演ドラマだったようにも
思うのだけれど、それにしても緒形拳は、もうちょっと見所シーンを
作ってあげても良かったのでは?あれじゃああまりにも、別にこの人じゃ
なくても良かったじゃん て感じで、もったいなかったなあたらーっ(汗)たらーっ(汗)

この人と真由美さん(小泉今日子)の関係を最後まで引っ張ったのは
良かったんだけど、なんでこの2人の間に溝があったのか?とかが
描かれてなかったのも残念。せっかくの良い配役を、イマイチいかし
きれてなかった気がします。

あとは、同じ過去シーンをかなり毎回何度も使いまわしていたのも
ちょっと気になったところ(TBSって結構多いよね、このパターン)

だけども、トータルとしては後半回、ほんとにおもしろく見ることが
出来て、実は今時にこのドラマ、結構逆に新鮮な部分があって良かったですわーい(嬉しい顔)

公式サイト http://www.tbs.co.jp/kikanjyu2006/

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視聴率 13.0%
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posted by まりりん at 02:25 | Comment(6) | TrackBack(8) | ドラマいろいろ
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2006年11月25日

土曜ドラマ『ウォーカーズ』 第3話評価“ひたすら深く星5つ”

今回は、いくつもの普遍のテーマが、うまく内包されてて、満点評価を
つけました。

基本的に、女性に比べて男性はやっかいなことから“逃げたくなり度”が
高いものだ。逃げたって“大勢に影響”がないことはたいてい逃げようと
してきたことのツケは、実は自分の歩いてきた人生そのものにちゃんと
跳ね返っていたりする。

寺島(三浦友和)と、徳久(江口洋介)それぞれのそのツケは、どちらも
くしくもパートナーからの“否定”によって、自分の目で、まのあたりに
することとなる。その一つが、仕事における自分探しだ。

寺島は、退職後、本社から紹介された子会社で、自分はまだ必要とされて
いるものと思っていたのに、実際は、本社との接着剤(退職社員を
預かることで本社に貸しを作るということかな)のための完全な「お飾り」
役員であることに失望し、同時に妻の気持ちにも素直に気づけるようになる。

一方の徳久は、3週間休んだことで、自分のプロジェクトはキャンセルに
なり、完全に浦島太郎状態になっている中で、自分のいない間に、ちゃっかり
功績をあげようとする同僚の姿と、自分の地位の確保だけに必死になって
いる本部長の姿を見ることで、会社における自身の醜い姿を悟る。

いきさつはどうあれ、2人ともお遍路で歩くことの意味を、それなりに
わかりかけていたからこその今回のタイトル『目覚め』なのだ。

『心の底から自分が求めるものとは一体何なのか?』
この答えが、ひたすらに歩き続けることでほんとに出るのかはわからない
けれど、少なくても答えを探るための格好の状態に自分をおけることは
間違いないんだろう。

その場所にまた戻っていく2人の姿は、いつのまにか自分に染み付いていた
ものを少しそぎ落とした、清清しさがある。

同行しているそれぞれも、またそれぞれが自分が背負ったもの、しみついた
ものをそぎ落とすことで見つけたいものがあるからこそ歩き続けているのだ。

このドラマを見ていると、なんだか無性に自分も歩いてみたくなる。
来週はいよいよ最終回。それぞれの求めるものはみつかるのか?

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視聴率 8.0%
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posted by まりりん at 22:56 | Comment(3) | TrackBack(2) | ドラマいろいろ
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2006年11月18日

土曜ドラマ『ウォーカーズ』 第2話 評価“深いのぉ〜!星4つ”

人の心は複雑怪奇だ。心はまるで宇宙に似ている。その果てがどこまで
あるのか、一体どういうメカニズムになっているのか、それは誰にも
わからない。すべてをわかろうとしたってとうてい無理な話だ。

それでも、大事なことは、そこに何があるのかを知ろうとすることだし、
その知ろうとする行為自体に、とても大きな意味があるんじゃないだろうか。

お遍路をすることは、すなわち“ひたすらに歩く”ということ。
ひたすらに歩くのは、すなわち“ひたすらに自分と向き合う”つまり、
自分の宇宙をみつめるため。

このドラマを見ていると、主人公の徳久(江口洋介)とともに、私自身も
また、「自分にとって一番大事なものとは何か?」「自分が一番欲しい
ものは何か?」を考えさせられてしまう。

お遍路の心得の基本は、ともかく「自分にも人にも嘘をつかないこと」

徳久の元上司寺島(三浦友和)の妻靖子(風吹ジュン)は、自分の気持ちを
ストレートに夫に伝えずに、まるで相手を試すように、その気があった
わけではないのに「離婚」を口にして半ば“脅し”をかけることで、
自分の望むように夫をしむけようとして、逆に夫から「離婚してもいい」
と告げられ軽いショックを受ける。

徳久はといえば、父親に寺を継ぐと嘘をついたまま、婚約者(戸田菜穂)には
「あれは嘘だから」と言うことで彼女の気持ちをつなぎとめようとして
みるものの、自分がほんとにどうしたいのかがわからないでいる。

みんなそれぞれ、自分に正直になろうともがきながら、ひたすらに
苦しい道程を歩いていく。

基本的には、結構長いセリフのやりとりが多く、たいしてテンポが良いわけ
ではないのに、そのセリフの一つ一つがともかく心に染みてくるもの
ばかりで、ぐいぐいと引きつけられたまま1時間があっという間に終わる
感じだ時計
このドラマには、「人の業」がめいっぱい詰まっている。夫婦・親子・家族
それらの絆のもとの“業”を、少しづつ開封しながら、旅は続いていく。

その深さと、海風のような爽快さが、なんともいえない魅力のドラマだ。

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視聴率 7.3%
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posted by まりりん at 22:42 | Comment(2) | TrackBack(2) | ドラマいろいろ
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2006年11月11日

土曜ドラマ『ウォーカーズ』 第1話 評価“これまたおもしろい!星4つ”

NHKのこの土曜ドラマっつうのはなんですか?私が今まで知らなかった
だけで、いつもこんなにおもしろいものをやってたっつうことでしょうか?exclamation&question

前回の『魂萌え!』に続き、今回もまったく期待せずに見たら、
おもしろいじゃあ〜〜〜りませんか〜〜〜!!exclamation×2目exclamation×2
なにしろ出演者が豪華も豪華、なかなか特別ドラマでもないのに
こんなメンバーを揃えられるなんてことはNHK以外ではありえないでしょ。

江口洋介 戸田菜穂 原田芳雄 三浦友和 風吹ジュン 森本レオ ベッキー など

まあ今回、前半、つまり江口がお遍路に出るまではこれといった
おもしろさを感じなかったんですけども、お遍路に出てからですね、
一気に自然いっぱいのロケシーンも増えるし、各俳優さんたちが演じる
各キャラが動き始める。

会社の有給休暇を使って実家(田舎のお寺)に、フィアンセを連れて
帰ってみれば、父親は病気のためもうそう長くはないと聞かされ、
その父親を喜ばせるために「寺を継ぐ!」と嘘をついて、その修行の
ためにお遍路に出る息子が江口洋介。それを聞いたフィアンセ(戸田菜穂)は
自分は仕事を辞めたくないし、お父さんをただ喜ばせるためにあなたが
お寺を継ぐと嘘をついたなら、そういう嘘をつく人は嫌だし・・・と
結婚を白紙に戻したいような発言。それでも心優しきこの男は、とりあえず
お遍路の旅に出る。

その旅で同行する、2組の夫婦(三浦&風吹、森本&鷲尾)は、片や
自分の会社の元上司夫婦、片や謎のわけあり夫婦、そして、これまた
謎の若い女性と、ホスト風若い男。それプラス先達役の男性。
彼らはそれぞれが、それぞれの事情を抱えお遍路にやってきた。

江口がナレーションで最後に語った
『お遍路は、なんだかとっても人間たちが歩いています』
ってセリフがこのドラマのすべてを語っているというか、一緒にお遍路に
回る一期一会の人たちの人間模様がこれから展開していくのだろう。
来週も楽しみです。

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視聴率 10.1%
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posted by まりりん at 23:00 | Comment(4) | TrackBack(2) | ドラマいろいろ
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2006年11月04日

土曜ドラマ『魂萌え!』 最終回 評価“面白かった!星4つ”

9時に始まってから、9時13分まで、ベテラン女優2人(高畑淳子・高橋恵子)
だけの緊迫した2人芝居に見入りました〜目
こういう演出ってやっぱりNHKならではっていうか、CMがないからこそ
出来るって感じがするし、女優さんてやっぱりすごいわ!ー(長音記号1)

いろんな意味で、 「女は強い」 
まあ実際に旦那さんに先立たれても、女性はその後返って活き活きと
生きてる人が多いっていうし、いくらでも強くなれるのも女性の特権かも。

夫が死んで初めて知った10年来の愛人の存在に苦しみながらも、
ある意味そのおかげで自分を主張することや、潔さ というものを
身につけて、どんどんと綺麗になっていく敏子(高畑淳子)と

反対に、いつまでも死んだ男、手に入れられなかった妻の座とかへの執着心
から抜けられずに醜い姿をさらし続ける愛人(高橋恵子)

この2人の対比が今回は見事に描かれていて、ある種の心の自由を
手に入れた敏子が、最後とても小気味よく、見終わってなんともいえず
すっきりした気分になれましたかわいい

劇中、自分の親に頼れないとなったら妻の親に頼って生活している
息子(山本太郎)に言った敏子のセリフ
「親の愛情を楯にとって利用するなんて、いい大人のすることじゃない」
ってのがすっごく印象的でした。そういわれたら子供は言い返す言葉も
ないわね。

それからカプセルホテルで唐突に登場したポストカード売りの女の子が、
精一杯すごんでみせるその姿に思わず笑い出して、「あなたには似合わない」
と、恐る恐る言うセリフも良かった。けして上から物を見て説教的に
言うのではなく、さりとて屈するのでもなく、短くて素敵なお説教だったなぴかぴか(新しい)
で、500円で買ったそのポストカードの、小道具としての使い方も
粋でした。

全3回だったのがほんとに残念なくらい面白くて、堪能できたドラマでした。

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視聴率 10.0%
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posted by まりりん at 22:49 | Comment(5) | TrackBack(4) | ドラマいろいろ
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2006年10月29日

土曜ドラマ『魂萌え!』 第2話 評価“粋だねえ!星4つ”

先週に比べ、評価は星を1つ落としたのは、先週みたいなゾクゾクする
巧妙さがちょっと弱かったからですが、脚本・演出・音楽、そして
演技どれをとっても素晴らしい出来だと思いますぴかぴか(新しい)

前半の、シビアな中にポロリポロリとこぼれ落ちるストーリーと
してのウィット(ネタ的な笑いじゃなくてね)にはやられたな〜〜どんっ(衝撃)
特に、カプセルホテルで出会った、帰る家がないというお婆さんの話。

今の今まで、恐らく自分ほど不幸な人間はいないくらいの心情だった
はずの主人公敏子(高畑淳子)に、自分のそれはそれは不幸な身の上を
話す謎の老女宮里(麻生美代子)。自殺未遂までやったというくらいの
壮絶なその話は、正直妙に長いな〜〜 なお話だったけど、話終わった後の
「1万でいいわ」 にはほんとにやられましたねえ!
「自分よりもよっぽど不幸な人間の話を聞いて気持ちがらくに
なっただろうからそれに対して1万は安いくらいよ」
 
(例によってセリフは不確かですがニュアンスはこんな感じね)
ってこの老婆に言わせたこの発想、このセンスにはほんとに脱帽!!あせあせ(飛び散る汗)
結局はこのあまりにも壮絶な話とこのオチで、さっきまで自分の辛さに
号泣していた敏子も、思わず笑えてしまって、なんだかスッキリと
眠れてしまう。なんとも粋な展開だねえるんるん

だけれども、夫の不倫相手と夫の関係の深さが更にわかってしまって、
やっぱり号泣。果ては、夫の友人塚本(村井国夫)と一夜まで共にして〜
という、今までの自分にはなかったような部分をどんどんと出していく。

今まで受身だった女性が、子供に対して自分をきっちり主張したり、
戸惑いながらも“女”の自分を自分に許していく姿を、今回も高畑淳子が
とても自然に、それでいて目を見張るほどのバリエーションある感情表現を
素晴らしく披露していて、ひたすらに魅了されました。

来週はもう最終回っていうのがほんとに惜しい!!
でも、どんな結末を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。

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視聴率 11.3%
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posted by まりりん at 01:12 | Comment(2) | TrackBack(3) | ドラマいろいろ
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2006年10月21日

土曜ドラマ『魂萌え!』 第1話評価“これ、おもしろい!!星5つ”

今更ですが、当たり前ですが、NHKのドラマってCM入らないから
時間いっぱいあるし、集中して見れるし、何気にすごいやぴかぴか(新しい)
(まあ、高いお金払ってるんだからこのくらいやってもらわないとねTV

主演の高畑淳子のうまさ炸裂どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)どんっ(衝撃)
中年女性の悲哀をこれほどまでにうまく演じられる人、そうそうは
いないんじゃないか って思うくらいに全身から悲哀オーラが出まくって
ましたねえー(長音記号1)それがなんとも切なくて惹きつけられっぱなしの
1時間でした。

「14才の母」でのシャキシャキとした女医さんとは一転、自分の
子供や友達にも気を使って言いたいことが言えずに、引っ込み思案気味の
くたびれた女性が、

夫の死をきっかけに、10年来夫の浮気相手だった女性(高橋恵子)の
出現で、一気に憎悪の感情を吐き出す姿への変貌ぶりが見事ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)

初めて対面した浮気相手と、お互い表面的には冷静に語りながらも、
それぞれが“女の性(さが)”をぶつけ合うシーンから
彼女が帰ったあと一気に怒りの感情を吐き出しながら、夫が使っていた
もろもろの生活品をゴミ袋にぶちこんでいく醜い姿をさらすシーンは
鳥肌ものでしたね〜〜〜。

そこへ突如「お線香を上げさせてください」と現れる見知らぬ男性(宇梶剛士)。
帰り際の彼が発した一言。
「こんなことを僕が言うのはなんですが、夜中に見知らぬ男性を家に
上げない方がいいと思いますよ。あなたはまだ十分お綺麗なのですから」

(セリフはうるおぼえなので細かい部分は違いますがだいたいこんな感じね)
たったこれだけの“男の言葉”で我に返り、破り捨てた浮気相手からの
香典袋さえもセロテープでちゃんとつなぎ合わせてやわらかい心を取り戻す。
ふと遺影前に供えられた男が持ってきた封筒の中を見ると、墓地販売の
パンフレットが。  そう、その見知らぬ男は墓地販売の営業マンだった
のだ。

このあたりの一連のシーンやセリフ、しびれましたね〜〜〜。桐野夏生の
原作を読んだことがないので、これが原作通りなのか、はたまた脚本家に
よるものなのかわからないんだけど、“人の業(ごう)”というものを
見事に描いた描写の連続にひたすら感服ハートたち(複数ハート)

そして女は結局その男のところの墓地を買った。そこはものすごく不便で
子供たちからは不満だらけの場所だったけれど、女にとってはそれほどに
あの夜の、あの一言が価値があったのだ。

10年もの間、自分を裏切り続けていた夫に先立たれた後、残された
子供2人はそれぞれ自分勝手なことばかりを言い合って、そこには
本気で自分(母)を思いやってくれる心はみじんもない。そんな愛のない家を
女は飛び出してゆく。 そして次回へカチンコ

出演者も豪華で、知らない人はほとんど出ていないし、音楽もすごくいい。
このドラマ、わずか3回で終わってしまうのがもったいないほどのいい出来だ。

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視聴率 12.1%
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posted by まりりん at 22:38 | Comment(7) | TrackBack(5) | ドラマいろいろ
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2006年10月16日

セーラー服と機関銃 第1話 評価“こんなもんかな、星3つ”

ともかくTBSが近年これほどに大々的に前宣伝をやったドラマが
あっただろうか?ってくらい宣伝しまくってたのでどんだけの
自信作なんだろう?と興味を持ちましたが、脚本的には・・・

微妙〜〜〜〜〜 のひとこと。ふらふらふらふらたらーっ(汗)

このドラマの主役は長澤まさみだけど、1話を見た限りだと
実質、流れの核にいる人は堤真一ということで、まあそれが返って
安心して見れる要素ではありますね。

今更だけど、このお話の原作者って、その昔飛ぶ鳥を落とす勢いだった
ミステリー作家、赤川次郎だったんですね。まあ、一冊もこの人の本を
読んだことはなかったけど、ともかく人気があって、軒並み映画化とか
されてたし、それなりに映画もヒットしたものが多かった記憶があります。

この映画自体も1度は見てるんだけど、内容とかまったくおぼえてなくて
私の中ではその程度の、つまり心に全然ひっかからなかったものだったので、
最初ドラマ化と聞いても見る気にはならなかったんだけど、出演者に
ともかく魅力を感じましたね。

で、実際ドラマを見てみたら敵対組織のボスの本田博太郎が、少ない
出番だけどいい味出してるし、泉の担任の岩倉先生役のおかやまはじめも
なんかぷっ!て笑えたし、その他脇の人たちみんなが頑張ってるな〜〜〜 
って、ともかく出演者は全般的にすごく好感が持てました。

ただ、ストーリーは正直すごくおもしろい!と感じるほどではなかったな。
まあ、事故で死んだと思ってた父の死因が、実は他殺だったというミステリー
路線にはこれから本格的に突入していくんだろうけど、シリアスとコメディの
メリハリをもうちょっとはっきりつけてもらいたい ってのと、天然チックで
ちょっとぼ〜〜っとした感じだった泉ちゃんが、自身の攻撃性を開花させて
いく、その落差みたいなものをうまく出していただければ とか思います。

今後に期待 ってことですな、これも。

公式サイト http://www.tbs.co.jp/kikanjyu2006/

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視聴率 17.3%
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posted by まりりん at 01:15 | Comment(7) | TrackBack(13) | ドラマいろいろ
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2006年10月08日

今週からいよいよ2006年秋ドラマがスタート!

夏ドラマが終わって、しばらくブログもさぼっておりました。
スペシャルドラマもポロポロと見ましたが感想アップはせずで、ともかく
ぼ〜〜っと過ごしていたら、いよいよ秋ドラマが開始っちゅうことで、
とりあえず、私の中で見るドラマ、見ないドラマの整理をしておこうかなと
いうことで、各テレビ局順にご紹介。

【フジテレビ系】
pass.gif

のだめカンタービレ 10/16〜 月9


出演者:上野樹里 玉木宏 瑛太 竹中直人他

原作は大人気漫画ということですが、読んだことはありません。
でもって、出演者・コンセプト共に興味がいまひとつ湧かないし、
スポットCMを見ても、もしや?!って感じがしないので月9は今回もパス。
何年も前からど〜〜も相性が悪いんですよね〜、月9って。もうやだ〜(悲しい顔)

pass.gif

役者魂! 10/17〜 火9


出演者:松たか子 森山未來 加藤ローサ 藤田まこと他

スポットCMを見ると、主役の松たか子が結構早口でまくしたてるような
喋り方で、ぽんぽんぽんて感じのコメディ路線のような感じだし、
藤田まことがどういうコメディアンぶりを発揮するのか?っていう感じでは
あるんだけど   なんっっか惹かれないんだな〜〜〜。そもそも松たか子が
あんまり好きじゃないっていうのもあるんだけど、他の出演者もあんまり
ピンとこないゆえ、これもパスで。ふらふら

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僕の歩く道 10/10〜 火10


出演者:草なぎ剛 香里奈 佐々木蔵之介 長山藍子他

秋ドラマの先陣を切ってスタートするのがこれ。一般の期待値も高いみたいだ。
が、しかし、私は僕道シリーズの前作2本とも早い回でリタイアしていて、
どうもこのシリーズは合わないみたい。
よって、今回もパスです。ふらふら

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Dr.コトー診療所2006 10/12〜 木10


出演者:吉岡秀隆 時任三郎 蒼井優 小林薫他

過去のパート1もスペシャルものも、視聴率が高く、良作であるという
高評価を受けているこのドラマ。なんだけど、私はまったく見てません。
1度、再放送されてたのをちょっと見てみたんだけど、その時もどうも
ピンとこなくて・・・
ということで、今回もパスです。ふらふら
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【TBS系】
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嫌われ松子の一生 10/12〜 木10


出演者:内山理名 要潤 小池栄子 谷原章介他

原作は読みました。昼ドラでやってもいいような暗く悲惨なお話を、
どの程度ゴールデンタイム向けにして見せてくれるのかが見どころなのと
出演者がちょっと興味のある人が何人かいて、とりあえずどんなもんかなと
思うので初回は見てみます。わーい(嬉しい顔)

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セーラー服と機関銃 10/13〜 金10


出演者:長澤まさみ 堤真一 小泉今日子 緒形拳他

出演者の豪華さは今期の連ドラ一番!!もうこれだけで何がなんでも
見たい!!という気になった。昔の映画バージョンは一度見た記憶がある
けど、内容はすっかり忘れているので、新鮮に見れる気がするし、ともかく
俳優陣の演技に超期待しマスハートたち(複数ハート)

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鉄板少女アカネ!! 10/15〜 日9


出演者:堀北真希 塚本高史 片瀬那奈 陣内孝則他

私の中で今期一番期待値が高いのがこれ!!原作は読んでないんだけど、
基本的には原作は原案程度でかなりオリジナルの要素が高いらしいんだけど
ともかく、タイトル、コンセプト共にわけわかんないというか、この
わけわかんなさに妙に惹かれるのと、スポットCMがなんかすっごく
いいオーラを放ってて(そう思うのは私だけか?)、これは最後まで
見そうだし、レビューもたぶんすると思います。かわいい
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【日テレ系】
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14才の母 10/11〜 水10


出演者:志田未来 田中美佐子 生瀬勝久 室井滋他

かなり賛否両論を呼びそうな、インパクトの強いテーマであり、脚本が
井上由美子氏ってのもあって、かなりしっかりした内容になりそうな気も
するし、メッセージ性の強いもののような感じもするのでとりあえず
初回は見ます。わーい(嬉しい顔)

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たったひとつの恋 10/14〜 土9


出演者:亀梨和也 綾瀬はるか 田中聖 余貴美子他

問題はこれなんだな〜〜〜。土9だし、岩本監督なんでとりあえず
初回は見るけど、王道のラブストーリーってのに今全然興味がないので、
もしかしたらリタイアもありえる。キーワードはずばり
『ベタをどの程度アレンジできるか』でしょうね〜。既視感のあるエピソード
にならないことを祈るのみ。ー(長音記号2)
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【テレ朝系】
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だめんず・うぉ〜か〜 10/12〜 木9


出演者:藤原紀香 山田優 田辺誠一 西岡徳馬他

確か、何年か前の深夜ドラマで、飯島愛が主演でやってたよねえ?ちらちら
見た記憶があるんだけど。あの時はちょうど原作漫画がほんとにブームの
時だったけど、正直、既にブームは去ってる今このとき、なぜにこれをやる?
って感じなんだけど、とりあえず見てみようかな って思う。わーい(嬉しい顔)

【テレ朝系】
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家族 10/20〜 金9


出演者:竹ノ内豊 石田ゆり子 劇団ひとり 渡哲也他

これはシリアスドラマなのかな?劇団ひとりが出てるので、もしやコメディ
なのかな?なんていう期待もあって、何気に、妻に出て行かれた男の
悲哀ってものを竹ノ内がどの程度表現できるのか、結構興味があります。
意外におもしろいんじゃないかっていう匂いを感じたりなんかしてぴかぴか(新しい)
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ってことで、なんと今期もフジドラマは私的に全滅です。最近ほんとに
フジのドラマにはご縁が薄い今日この頃。
今期はせめて3本くらいは楽しめるものがあればいいなあなんて思ってます。
posted by まりりん at 22:45 | Comment(19) | TrackBack(22) | ドラマいろいろ
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2006年09月24日

2006年7月期ドラマ(夏ドラマ)が終わって

本当に見るドラマの少ない季節でした。
一言で言って、「あ〜〜、もうそういうの飽きた」ってパターンが
妙に多くて、初回だけ見てリタイアしたドラマも多数でした。

最後まで完走したのは、
『マイ★ボスマイ★ヒーロー』『誰よりもママを愛す』『花嫁は厄年』
の3本のみ。
うち、厄年は感想を書く気にイマイチなれず、で、最後まで見ただけで
終わりでした。これを最後まで見続けられたのは、ひとえに岩下志麻と
篠原涼子そして銀粉蝶に惹きつけられるものがあったからで、内容的には
最後までう〜〜〜むあせあせ(飛び散る汗)だった。

マイボスは、初回見た時に、このテンションが尻すぼみにならなきゃ
いいけど〜 ていう一抹の不安があったけど、実際回が進んでも進んでも
全然クオリティが落ちなくて、へんな危惧を抱いて大変失礼いたしました
という感じでわーい(嬉しい顔)最終回も見事だったし、文句なし!の逸品でした!

誰ママは、基本的コンセプトがともかく良かったので最後までいろいろと
感じながら見ることが出来ました。願わくばママの扱いをもうちょっと
シンプルにしてもらいたかったってのがあるんだけど、それでも楽しく
見ることが出来ました。

まあ、総括もこれだけじゃちょっと淋しいので、ちょっと気の早い話ですが
『テレビジョン』のドラマアカデミー大賞を私的に勝手に予想して終わり
たいと思います。


★作品賞・・・
         @『マイ★ボスマイ★ヒーロー』
         A『結婚できない男』
         B『下北サンデーズ』

★主演男優賞・・・
         @長瀬智也
         A阿部寛
         B田村正和

★主演女優賞・・・
         @斉藤由貴
         A上戸彩
         B篠原涼子

★助演男優賞・・・
         @阿部サダヲ
         A田中聖
         B佐藤浩市

★助演女優賞・・・
         @夏川結衣
         A竹下景子
         B松下由樹

★脚本賞・・・
         宮藤官九郎

★監督賞・・・
         佐藤東弥

★音楽賞・・・
         『マイ★ボスマイ★ヒーロー』


これはあくまでも私の完全勝手な予想なので、苦情その他は受付け
ませんのであしからず(笑)

秋ドラマも、これがすっごく楽しみ♪ってのが今のところはないの
ですが、期待してなかったけど思わぬ拾い物 ってのに出会えれば
嬉しいな と。
posted by まりりん at 21:19 | Comment(5) | TrackBack(13) | ドラマいろいろ
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2006年09月13日

ドラマコンプレックス 世界一の“愛妻物語”〜乙羽信子と新藤兼人〜

録画していたビデオを今日観たんだけど、もう泣いた泣いたもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)
一気にティッシュ半箱くらい使ったわ。原油高高騰のこの時期に
なんと不経済な私。。。ふらふら

女優乙羽信子と新藤兼人監督の結婚にまつわる話は、ずっと昔に
何かの本で読んでたんだけど、その本には、乙羽信子が、新藤監督の
奥さんに、「どうか私に、先生をください!!」と土下座して、それを
見て奥さんは「わかりました」と承諾して離婚した と書いてあったけど
ドラマで見る限りは、そうではなかったみたいだけど(直接乙羽さんが
奥さんに会ったことはないような?)そのあたり、どうなんだろう?

2人の恋というか、愛というのは本当に“本物”だったんだなあと
しみじみ感じさせられた。もちろん、女優と監督として惹かれ合っていた
部分も半分はあっただろうけど、それも含めて、2人の魂はお互いを
限りなく必要としあい、そしてお互いに相手を磨きあってもいた。

2人が出会ってから結婚するまで27年。そのうち不倫の期間が20年
くらいだから、恐らく監督の元の奥さんは相当に苦しみ、身を焦がし、
想像難くないほどに辛い年月を過ごしてきたんだろう。
でも、2人の間にはけして誰も入ることはできない、けして自分(元奥さん)
では、勝つことの出来ないものも感じとっていたことだろう。だからこそ
余計に辛くもあったはず。

ドラマは、乙羽さんの自伝を原作としているからか、終始乙羽さん
目線で進行していたので、見ているこっちは完全に乙羽さんに感情移入
して見てたので、この人はこの人でまた言うに言えない辛い気持ちを
抱えていたんだと思うとほんとに泣けてきた。

自身、不倫の末出来た子供として、結局他人夫婦に養女に出され、
恵まれない家庭に育ち、そしてやっと出会った運命の人とも不倫の関係を
余技なくされ、死ぬほど欲しかった監督の子供も堕ろし、それでも変わる
ことのない一途な愛を捧げ尽くした彼女は、晩年はほんとに幸せだっただろう。

乙羽信子役の片平なぎさの好演が光った。30歳前〜70歳を演じて、
ちょっと無理のあった部分もあったけど(それは監督役の寺脇康文も
同じだけど)深い感情表現はさすがと思ったぴかぴか(新しい)

ただ一つ文句を言わせていただくと、この内容で、このタイトル(世界一の
愛妻物語)ってのはどう考えてもおかしいでしょ?
このドラマは完全に乙羽さん目線であり、2人の愛というよりも乙羽さんの
愛情部分を前面に出したもの。監督側の心理描写っていうのはとても
少なく、まあ、最後に「延命よりも、遺作を作ってやりたい」って思い
あたりは愛あればこそ!って感じではあったけど、それにしてもやっぱり
タイトルは違うと思う。いっそ『一途愛』とか、『この愛ありて』とか
そういう方が良かったような・・・

でも、内容的にとても良いドラマを観れてしあわせでした揺れるハート
posted by まりりん at 21:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | ドラマいろいろ
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