堺版『西遊記』が出てきた

そういや〜〜、なんか撮ってたわ〜確かに、再放送された
のももう10年くらいは前だったように思うけど、
それにしてもマチャアキの孫悟空、見たかったので
こりゃ、タイムリー


改めて見てみて、いろいろと香取版との違いに気づいたので、
今日は、その違いについて検証でもちょっくらいってみるかな


マチャアキも終始かなりがなっている。まあ悟空というキャラが乱暴者という設定なのでそうなのだろうと思う。しかし、マチャアキの場合、香取ほど耳に障らないのだ。これがなぜか?と考えたんだけど、マチャアキは、1音1音の音を切りながら、しかも早口でしゃべる人で、いわゆる「江戸っ子」の典型的なしゃべり方をする人。なので聞いていても歯切れよくポンポンと耳に入ってくる。
片や、香取慎吾の方は、基本的に日常の話し方そのものが、1音1音を引っ張りながら、ゆっくりめに話すクセがある。歩き方で言うなら、スリッパをずるずるひきずりながら歩くような感じだ。その為がなってしゃべると前の音も耳に残ってしまうという特徴がある。これがうるさく感じた正体だと思うのだけど。
ちなみに、如意棒回しだけど、マチャアキはやっぱりうまい!!何気に、敵を追いかける時に走りながらでも、頭の上で回しながらとかカッコいいことを普通にやっていた。あの時は何気に見ていたけど、今回改めて見ると、ほんと普通にすごいことをやってます!!
片や、香取慎吾の方は、基本的に日常の話し方そのものが、1音1音を引っ張りながら、ゆっくりめに話すクセがある。歩き方で言うなら、スリッパをずるずるひきずりながら歩くような感じだ。その為がなってしゃべると前の音も耳に残ってしまうという特徴がある。これがうるさく感じた正体だと思うのだけど。
ちなみに、如意棒回しだけど、マチャアキはやっぱりうまい!!何気に、敵を追いかける時に走りながらでも、頭の上で回しながらとかカッコいいことを普通にやっていた。あの時は何気に見ていたけど、今回改めて見ると、ほんと普通にすごいことをやってます!!

堺版、すなわち日テレ版の悟空は、かなりいろんな術を使う。身体の毛を抜いて分身の術とか、誰か他の人になり変わる、あるいはアブになるなどの化身の術。妖怪との闘いのシーンでもいろいろと特撮を使っての術を見せてくれていて、それがストーリー展開の中でも活かされている場面が多く、悟空は確かに人間ではなく、妖怪であることをあちこちで印象づけている感じもする(八戒・悟浄も化身の術が使えます)。
しかし、フジ版の悟空は術らしい術を一切使わない。戦いの場面でもただ如意棒を使うのみだ。妖怪の方も術を使う妖怪が非常に少なくて、バトルシーンが一本調子で迫力に欠けた回が多かったように思う。
しかし、フジ版の悟空は術らしい術を一切使わない。戦いの場面でもただ如意棒を使うのみだ。妖怪の方も術を使う妖怪が非常に少なくて、バトルシーンが一本調子で迫力に欠けた回が多かったように思う。

これはどちらも同じ程度の割合で入れてたように思う。ただ、日テレ版の方は、三蔵法師にはボケさせていないがフジ版はボケオチに三蔵をたびたび使っている。それと、日テレ版はその笑いの大きな基本になってたのが、八戒役の西田敏行、悟浄役の岸部シローにそれぞれの出身県のなまりでしゃべらせていたこと。これにより、3人のからみのシーンでの掛け合いが非常におもしろいものになっていて、このドラマの大きなヒットポイントでもあった。
フジ版の方は、ちょっとシュールっぽいボケとツッコミ中心の笑いに終始していて、いかにも今風といった感じだった。
フジ版の方は、ちょっとシュールっぽいボケとツッコミ中心の笑いに終始していて、いかにも今風といった感じだった。

日テレ版はともかくロケが多い。もちろん特撮や合成も多々あるが、いかにも難所を旅しているといった風景もたびたび登場し、またちょっとしたシーンにも山地でのロケを多用している。これにより、一行が天竺に向かって旅をしている感がストレートに感じられる。そして、ストーリーそのものの軸が非常にしっかりしているため、あくまでもストーリー重視の作りになっている。また、登場する妖怪も数が多く、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界観もしっかりと描けていたと思う。
フジ版の方は、残念ながらストーリー性が弱く、大人が見るには物足りなさが目立つ回が多かった。CGももう少し多用しても良かったようにも思うし。
ただ、子供が見るドラマとしてはとてもわかりやすく、子供向けのツボは心得ていたようにも思うし、香取慎吾のコミカルかわいい悟空も、キャラとしては子供のツボだったんじゃないかと思う。衣装もコスプレっぽかったりしたし、セットも綺麗なものが多かったし、視覚的には他のドラマにはないカラフルさが良かった。そして凛凛という女性を加えたことで、華が感じられる一行になっていた。それと悟空のお説教。うざいといいこと言ってるの境界線スレスレだったけど、子供にもわかりやすくキャッチーなフレーズを多様していて、セリフそのものは良いものが多かった。
フジ版の方は、残念ながらストーリー性が弱く、大人が見るには物足りなさが目立つ回が多かった。CGももう少し多用しても良かったようにも思うし。
ただ、子供が見るドラマとしてはとてもわかりやすく、子供向けのツボは心得ていたようにも思うし、香取慎吾のコミカルかわいい悟空も、キャラとしては子供のツボだったんじゃないかと思う。衣装もコスプレっぽかったりしたし、セットも綺麗なものが多かったし、視覚的には他のドラマにはないカラフルさが良かった。そして凛凛という女性を加えたことで、華が感じられる一行になっていた。それと悟空のお説教。うざいといいこと言ってるの境界線スレスレだったけど、子供にもわかりやすくキャッチーなフレーズを多様していて、セリフそのものは良いものが多かった。
とまあ、こんなところですね。
でも、今回のフジ版で初めて『西遊記』というドラマを見た
大人の人には、是非堺版は見てもらいたいって思うなあ。
『西遊記』という題材がいかにおもしろい物語かを堪能できる
のは間違いなくこちら。
なんとかDVD化されることを願っております。