2006年03月29日

堺版『西遊記』と香取版『西遊記』の違いを検証する

古いビデオを整理していたら、昔撮っていた日テレの
堺版『西遊記』が出てきたexclamation
そういや〜〜、なんか撮ってたわ〜確かに、再放送された
のももう10年くらいは前だったように思うけど、
それにしてもマチャアキの孫悟空、見たかったので
こりゃ、タイムリーるんるんてことでさっそくビデオイン!!TV

改めて見てみて、いろいろと香取版との違いに気づいたので、
今日は、その違いについて検証でもちょっくらいってみるかなかわいい

目 [孫悟空を演じる堺正章と香取慎吾との違い]
マチャアキも終始かなりがなっている。まあ悟空というキャラが乱暴者という設定なのでそうなのだろうと思う。しかし、マチャアキの場合、香取ほど耳に障らないのだ。これがなぜか?と考えたんだけど、マチャアキは、1音1音の音を切りながら、しかも早口でしゃべる人で、いわゆる「江戸っ子」の典型的なしゃべり方をする人。なので聞いていても歯切れよくポンポンと耳に入ってくる。

片や、香取慎吾の方は、基本的に日常の話し方そのものが、1音1音を引っ張りながら、ゆっくりめに話すクセがある。歩き方で言うなら、スリッパをずるずるひきずりながら歩くような感じだ。その為がなってしゃべると前の音も耳に残ってしまうという特徴がある。これがうるさく感じた正体だと思うのだけど。

ちなみに、如意棒回しだけど、マチャアキはやっぱりうまい!!何気に、敵を追いかける時に走りながらでも、頭の上で回しながらとかカッコいいことを普通にやっていた。あの時は何気に見ていたけど、今回改めて見ると、ほんと普通にすごいことをやってます!!


目 [孫悟空そのものの違い]
堺版、すなわち日テレ版の悟空は、かなりいろんな術を使う。身体の毛を抜いて分身の術とか、誰か他の人になり変わる、あるいはアブになるなどの化身の術。妖怪との闘いのシーンでもいろいろと特撮を使っての術を見せてくれていて、それがストーリー展開の中でも活かされている場面が多く、悟空は確かに人間ではなく、妖怪であることをあちこちで印象づけている感じもする(八戒・悟浄も化身の術が使えます)。

しかし、フジ版の悟空は術らしい術を一切使わない。戦いの場面でもただ如意棒を使うのみだ。妖怪の方も術を使う妖怪が非常に少なくて、バトルシーンが一本調子で迫力に欠けた回が多かったように思う。


目 [笑いの要素]
これはどちらも同じ程度の割合で入れてたように思う。ただ、日テレ版の方は、三蔵法師にはボケさせていないがフジ版はボケオチに三蔵をたびたび使っている。それと、日テレ版はその笑いの大きな基本になってたのが、八戒役の西田敏行、悟浄役の岸部シローにそれぞれの出身県のなまりでしゃべらせていたこと。これにより、3人のからみのシーンでの掛け合いが非常におもしろいものになっていて、このドラマの大きなヒットポイントでもあった。

フジ版の方は、ちょっとシュールっぽいボケとツッコミ中心の笑いに終始していて、いかにも今風といった感じだった。


目 [ドラマそのものの違い]
日テレ版はともかくロケが多い。もちろん特撮や合成も多々あるが、いかにも難所を旅しているといった風景もたびたび登場し、またちょっとしたシーンにも山地でのロケを多用している。これにより、一行が天竺に向かって旅をしている感がストレートに感じられる。そして、ストーリーそのものの軸が非常にしっかりしているため、あくまでもストーリー重視の作りになっている。また、登場する妖怪も数が多く、魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界観もしっかりと描けていたと思う。

フジ版の方は、残念ながらストーリー性が弱く、大人が見るには物足りなさが目立つ回が多かった。CGももう少し多用しても良かったようにも思うし。
ただ、子供が見るドラマとしてはとてもわかりやすく、子供向けのツボは心得ていたようにも思うし、香取慎吾のコミカルかわいい悟空も、キャラとしては子供のツボだったんじゃないかと思う。衣装もコスプレっぽかったりしたし、セットも綺麗なものが多かったし、視覚的には他のドラマにはないカラフルさが良かった。そして凛凛という女性を加えたことで、華が感じられる一行になっていた。それと悟空のお説教。うざいといいこと言ってるの境界線スレスレだったけど、子供にもわかりやすくキャッチーなフレーズを多様していて、セリフそのものは良いものが多かった。



とまあ、こんなところですね。
でも、今回のフジ版で初めて『西遊記』というドラマを見た
大人の人には、是非堺版は見てもらいたいって思うなあ。
『西遊記』という題材がいかにおもしろい物語かを堪能できる
のは間違いなくこちら。

なんとかDVD化されることを願っております。
posted by まりりん at 13:36 | Comment(10) | TrackBack(0) | 『西遊記』
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2006年03月20日

西遊記 最終回 評価“合格ラインぎりぎりというところ”

思えば、第9話がこのドラマのピークだったのかも。
そのあと2話は、相当混乱しながらやってたのじゃないかと
思うほど完成度に問題ありだった。といっても、最終回である
今回は、前回に比べれば筋そのものは通ってたし、みどころも
ありだったので、“合格点ギリギリ”という評価にしました。

ちょこちょこ泣けるシーンとか、いいセリフもあったんだけど、
なんというか、ガツンとこないんだな〜〜、イマイチふらふら
あまりにも悟空のワンマンショーにしてしまってたと
いうのも、私的にはちょっと引いたな・・バッド(下向き矢印)
たとえば、お師匠さんを救いに行ったシーン。
鉄格子を開く気になれないお師匠さんに、一生懸命
生きろ!と訴えるシーンは、他の2人も一緒にいて、
それなりにしゃべらせても良かったのでは?と思う。
でもその辺りまでは、なかなかいい流れで来てたので、
「お!今回はそれなりにいい感じ」(ここまでは75点
いう感じだったあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗))と思ってたんだけど、
そこからがねぇ〜〜〜バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

一番う〜〜むだったのは、
悟空とお坊さん達の闘いのシーンの長いこと長いことがく〜(落胆した顔)
20分くらいはやってたように思うんだけど、1時間
ドラマの中の20分て4分の1ですよどんっ(衝撃)
まあ、今回は1時間半だったけど、それにしても長かった。
それだけの時間をダラダラと武術シーンに割いたことと、
そこから続くフジTVお約束の、最終回でのムダに長い回想シーン。

これで一気にそれまでの良かったセリフとかが飛んで
しまいまして、マイナス20点くらいになっちゃったふらふら
現在55点

しかし!しかしですよ!!そんなときのために(?)
あの人が残ってましたよ、あの人がexclamation×2

そう!マチャアキ

お釈迦様の役だということは、なんとなく想像ついて
ました。まあそうでもないといくらなんでもただの
“謎の男”では、出ないよな〜〜〜かわいい

しかもスタッフも最大に気を使って、如意棒回しを
やらせたりなんかして(この時、4人はなんか“素”で
マチャアキ芸を見てた感じがしたけど)香取慎吾との
差が歴然としてて、最後にこれをやられてちょっと可愛そう
だったかな。
でも、マチャアキの西遊記を見てた人には、やっぱり
楽しめるボーナスシーンだったなハートたち(複数ハート)
なので、ここで10点アップして、結局最終的には
65点(ちなみに64点からは不合格ですあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

ゆえに、合格ラインギリギリというところですね。
それにしても初回のキムタクとの途中やめになった対決シーンは
何だったのか?単なる人寄せパンダをこうも堂々と使うとは、
月9もいくとこまでいったなあ という感じ。
これで西遊記も終わったと思ったら、まだ来週なんか
あったんですね。見るかな?私? まあ・・・見る・か・な・・・


posted by まりりん at 23:19 | Comment(16) | TrackBack(19) | 『西遊記』
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2006年03月13日

西遊記 第10話 評価“手を抜きすぎじゃない?”

今日の内容はあまりにもお粗末だったとしかいいようが
ない。
9時30分くらいまでの流れは、ただガチャガチャ喋ってる
だけでちっとも先に行く感じがないし、30分あたりから
少しドラマチックになってきたかな と思って期待を
持ったんだけどな〜〜〜。

せっかく大地真央に出ていただいている(笑)んだから、
もうちょっと見せ場を作ってあげても良かったのでは?
いや、そもそも羅刹女って先週はあんなに三蔵一行を
憎んでいたはずなのに、目の前に現れたらまったく憎悪
なしで、むしろ凛凛の好きな人だからなんて認めちゃう
なんてがく〜(落胆した顔)

そして婚礼の儀。そのあたりから更に恐ろしく手抜きが
始まったのにはただただ唖然ちっ(怒った顔)

  • 倒れこんだ三蔵法師はなぜ急に術がとけて正気に戻ったの?

  • 犬の妖怪の掛け声に応じて兵隊たちが入ってきたのは
    いいけど、悟空が凛凛に、説教してる間に(しかもなぜ
    凛凛に?)、じ〜〜っとそれが終わるまで待ってる
    悪者たち 間抜けすぎない?

  • そしていよいよ、犬の妖怪との闘いが〜〜 と思ったら、
    如意棒ひと振りで終わりがく〜(落胆した顔)ってがく〜(落胆した顔)

  • その後何の処理もなくいきなりもう旅立ち、凛凛は
    死んだはずなのに、悟空はたいして辛そうにもないし
    と思ってたら生きてたけど、でもそれまではわからなかった
    わけだし・・・

  • 猪八戒が子供を産んだ意味ってなんかあるの?(つうか
    どこから産まれたのさ?ふらふら

なんかここまではしょられるとほんとに参りましたね。
凛凛の女心の描き方は良かったんだけどなあ。
今回のいいとこってそこくらいしかなかったのでは
ないかな。

もっと誉めるとこ探したいのに見つからない・・・
最終回がえらく心配になってきたぞ。
posted by まりりん at 22:22 | Comment(5) | TrackBack(7) | 『西遊記』
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2006年03月06日

西遊記 第9話 評価“役者がいいと画面がしまる”

今回のゲストは 大地真央・いしだあゆみ・松重豊 と
いずれもすごい役者さんが3人もだ。
まあ、大地真央の場合は、来週?(最終回かも?)がメインになりそうなので
今週は冒頭でちょろっとのご出演だったけど、それにしても
あれだけのシーンでも見入ってしまいましたねえ〜ぴかぴか(新しい)
やっぱりこの人って“大物”なんだなあ〜 と認識してしまいました。

そしていしだあゆみだ。この人ほんとうまい!うますぎるよ!
大してどうってことないシーンなのにすんごく可愛い表情するし、
セリフ回しがけして綺麗な方じゃない人なのに、それでも
聞かせる力量のデカさexclamation
さすがです。さすがとしかいいようがありません。
いつもの悟空のがなりも吹き飛ぶくらい釘付けになりましたわ。わーい(嬉しい顔)

混世魔王役の松重豊は、ほんとにピッタリー(長音記号2)
この人っていつもたいてい悪人なんだけど根はいい人 みたいな
役が多い中で、今回の混世魔王はほんとに悪い妖怪。
それをうまく演じきってたなと思います。最後まで、同情を
感じる点がなかったし、それでこそ混世魔王なのだと思うから。

それにしても混世魔王の言ってた“あの方”とは間違いなく
凛凛のことですよね? 凛凛がただものじゃないことは
前回くらいからだんだんにわかってきていたのだけど、
この正体ばらしが最終回の一つの目玉でもあるんでしょうけど、
混世魔王にすんなり言うことを聞かせるくらいだから、
妖怪の世界での相当の大物であることは間違いないみたいですね。

今回は、沙悟浄の活躍もあり、三蔵法師のセリフも以前に比べ
増えてきたしなかなか見ていておもしろかったです。
posted by まりりん at 22:39 | Comment(8) | TrackBack(14) | 『西遊記』
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2006年02月27日

西遊記 第8話 評価“つっまんなかったな〜〜”

え?え?え? 何?何?この信じられないくらいのつまんなさちっ(怒った顔)
今までだんだんにいい流れで来てたのに、このぶち壊しとも
言っていいくらいの稚拙なストーリー展開は何なの??

今って、8話ですよねえ、8話!8話といえば、一番
佳境に入ってのおもしろさが出るところですよねえ?
なのに、何、今までのダイジェストみたいなことやってんの?

時をさかのぼって悟空がまだ岩に閉じ込められてる
ところまで戻ったのはいいけど、そこからがくどかったバッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)バッド(下向き矢印)

一見ムダに見えるシーンも、実は後々の重要な伏線だったって
ことはよくあるけど、今回のタイムバックはあまりにも
ムダなシーンばっかりで、肝心の妖怪との対決は
ぼやけすぎだし、悟空のいつもの決めゼリフもないままに
いつのまにか妖怪は捕らえられてるし・・・ふらふら

終わりが近くなってきてのこの大失速には、開いた口が
ふさがらないというか、言うべき言葉もみつからないどんっ(衝撃)

そもそも、三蔵法師一行の天竺への旅は、“難行苦行”で
あることが大前提だし、そうでなければ取りに行くお経は
たいしてありがたいものでもなくなる。
でも、今までのを見てても、その“大変苦労して旅を続けている”
という雰囲気が感じられずに、ただ毎回その辺でなんか
チョコチョコやってる 程度の苦労ともいえないくらいの
旅だったのが、今回はそれがもう一気に“お遊び”と
化していた。

だいたい、三蔵法師のキャラがあまりにも“庶民”であり、
徳の高さというものがどこにも感じられないのもいただけない。

まあ、単なるコメディドラマの一つとしてみることが大事
なのかもしれないけど、西遊記という題材は、脚本家の
坂元裕二氏にはあまりにも荷が重すぎたんじゃないだろうか?

最終回に向けて、かなり心配になってきてしまいました。
posted by まりりん at 22:52 | Comment(0) | TrackBack(4) | 『西遊記』
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2006年02月21日

西遊記 第7話 評価“今までで一番良かった”

今回は、悟空が今までほどうるさくなかったし、
全体的な流れもスムーズで、適度にハラハラさせるところも
あったし、何より根幹の福永国の王妃、蓮歌(手塚理美)の
エピソードがしっかりしていて良かったと思う。

この蓮歌のエピは、大島弓子の『秋日子かく語りき』という
漫画を彷彿とさせる話で、家族を思う気持ちがストレートに
出ていて、ちょっと泣けたりもしました。

まあ、悟空の中に王妃の霊魂が入り込んでの、悟空と王妃の
丁々発止を香取慎吾が1人芝居するシーンは、ちょっと痛かったふらふら
けれども、妖怪との戦いのシーンでの、説教のセリフは
なかなか良かったし、いつもよりも短い目になってたのも
とても良かったと思う。

何気に今回は、老子の出番もいつもよりもちょっと長かった
ようにも思うし、今くらいになってやっとこのドラマも
いい流れが出てきたなあという気がします。
この流れで最後までいって欲しいと思います。
posted by まりりん at 22:12 | Comment(0) | TrackBack(3) | 『西遊記』
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2006年02月15日

西遊記 第6話 評価“イケメン俳優の妖怪っていいねえ!”

気ずけばもう半分が過ぎていた。
三蔵法師一行はいったい今旅のどのあたりまで進んで
いるのでしょうねえ?

それはおいといて、今回の妖怪は、イケメン俳優成宮寛貴扮する
修周という人間青年に化けた鶏肖魔人。

いっや〜〜〜、別に成宮のファンでもなんでもないんです
けど、思わず見とれてしまいましたねえ。
それも妖怪の扮装になってからの姿の方に。

他のドラマなんかじゃあ絶対見えないその姿。
今までのゲスト妖怪にない美しさ(初回のキムタクはおいといて)
なんかすっごく新鮮でいいわ!わーい(嬉しい顔)黒ハート

しかし、鶏肖魔人を仲間に加えようとしてたけど、
それはちょっとどうなの?って思いましたね。
だって、三蔵法師の仲間は確かお釈迦様か観世音菩薩かに
よって決められたメンバーだったはず。
それを勝手に自分たちで仲間に加えようというのは
あまりにもちょっと違うだろ って感じですけどね。
天竺への旅は、すべてお釈迦様から与えられたものであり、
自分たちが勝手にやってるものじゃないんだから。

まあ単なる冒険ドラマとして見れば良いのかも
しれないけどね。

しかし今回は一番の見せ場シーンに、沙悟浄がいなかったのが
なんだかやっぱりちょっと淋しい感じがしたし、
老子も出番少なくて残念だったな。

次回に期待だ!
posted by まりりん at 21:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『西遊記』
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2006年02月07日

西遊記 第5話 評価“ちょびっつ泣きました。。。”

私の場合、『喰いタン』同様にこの『西遊記』も、ビデオには
撮らずにリアルタイムで観ている。
ビデオに撮ってまで観るものは、何がなんでもきちんと観ようと
思えるドラマで、ビデオには撮らずにリアルタイムで観るのは、
もしか見逃したり、用事とかで全部が観れなかったとしても
構わない という場合だ。

案の定、今回ははじめの10分ほどが観れなかった。
しかし、それが観れなくても別にどうということもない
観れなかった10分間に何があったのかが全然気にもならないし、
そこがわからなくても最後まで観てて、わけわかんないと
いうこともない。

結局、今の高視聴率ドラマには、そういう要素が必要なのかも
なんて思うのだけど。

それはさておき、今週の第5話は、子供を出してきましたか〜〜。
子供ものはそれだけでやっぱり泣ける要素が高いんだよな〜。
親に捨てられても健気に頑張っているジュンジュン。
そのジュンジュンが、病原菌を飲まされ、悟空の腕の中で
苦しさにあえいでいるシーン。

正直、「この子、全然苦しそうにないんだけど〜」と
ツッコミながら、悟空をおとうさんと呼んでるあたりで、
思わず泣いてしまいましたよ〜〜もうやだ〜(悲しい顔)どんっ(衝撃)
こんなヘタな演技見ても泣けるなんて、我ながらちょっと
びっくりしたんだけどね。

それにしても、凛凛ていうのは、番組上で、状況説明とか
はしょってる部分なんかをナビゲートする役目のために
用意された役なのかな?
いつも、なんであんたがそれを知ってるの?ってことを
ちょこちょこ出てきては語ってるよね。
まあ、それにより、こちらも意味が完全にわかるところが
あって、そのあたり、子供向けにわかりやすく作っているという
製作者側の一つの工夫を感じます。

しかし、今までを見てきてすごく思うんだけど、三蔵法師って
ほんとに深津絵里を使う必要あったのかな?
何気にセリフも少ないし、肝心なことはすべて悟空に語らせて
いるから、これといって演技らしい演技をしてないって気がする。
こういう役に深津絵里を使うのは、彼女の演技力が宝のもちぐされと
いうか、すごくもったいないと思う。

三蔵法師の役は、存在感さえそれなりにある人なら誰でも
良かったんじゃないの?とさえ思えてくる。
あまりにも脇になってしまっている感があって、その分
悟空1人が、しゃべって動いてをしてるから余計に、
うるさいキャラになってるようにも思うんだけど・・・

後半もずっとこのままいくんでしょうけど、あとは、
毎回のゲストを楽しみにするくらいしかないのかもexclamation&question
posted by まりりん at 14:02 | Comment(2) | TrackBack(1) | 『西遊記』
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2006年02月01日

西遊記 第4話 評価“え?ええっっ??!!最後の見せ場が〜〜っ!!”

いろんな意味で、すっかり見慣れてきたので、いろんな意味で
まあこれはこれでおもしろいか〜 と思えるようにはなってきてる
んだけど、

それにしても今回第4話はどうしました〜〜っっ??!!がく〜(落胆した顔)
9時45分前後の時間といえば、水戸黄門なら印籠を出して
「控えおろう〜〜!!」が始まる時間。
そしてこの西遊記は、妖怪とのラストバトルに入り、
孫悟空の「天国に行きたいか?!地獄に行きたいか?!」の
決めゼリフからいざ格闘開始〜〜〜〜!!!

今回の妖怪は、両手にお札を持ち応戦しようとしている。
果たしてどんな術を使い、それを悟空たちはねじ伏せていくのかexclamation&question

ここは間違いなく毎回、悟空のセリフの最も聞かせどころでもあり
番組最後の見せ場であるのだ。

が、しかし、さあここからって時に
なぜに?なぜに?

老子一行が現れて、妖怪無抵抗のままにお縄でバトルエンドあせあせ(飛び散る汗)ふらふらあせあせ(飛び散る汗)

へっっ?????!!!!! にもほどがある・・・

そりゃあ、老子役の大倉孝二は確かにおもしろいし、
もっと出番増やして欲しいとは思うんだけどね、
でも、このやり方ってありなの〜〜〜??????

って思ってるうちになんか4話も終わってしまったんだけど、
なんか恐ろしく演出大丈夫か?と思ってしまった今回でした。
posted by まりりん at 15:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 『西遊記』
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2006年01月24日

西遊記(フジ月9)第2・第3話 評価“だんだんおもしろくなってきたかな”

2話と3話の感想をまとめて書きます。

しみじみ思うのだけど、この『西遊記』という原作は
時代にも年代にも関係なく、多くの人を魅了するすごいお話ですねハートたち(複数ハート)

初回に見た時こそちょっと違和感とかもあったけど、
2回目からは、内容そのものに入っていけて、それに伴って
やっぱりおもしろいなあと感じるようになりました。

特に、今ってみんなただの恋愛ものとかってもう食傷気味で、
『ごくせん』が大ウケしたのだって、単純で「勧善懲悪」のシンプルさが
魅力だったわけで、そういう意味では、この『西遊記』も
まったく同じ路線といえる。

やっぱり香取君があまりにもうるさすぎなんだけどふらふら
各キャラにもだんだん慣れてきたし、何気に、水川あさみの
凛々ちゃんがうまくかんでいて、いい色を添えているように
感じます。

そしてなんといっても、大倉孝二演じる老子がサイコーわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)
この人をもうちょっと出そうよ〜〜!!あまりにも出番が少ないし、
こんだけおもしろいんだから使い道はもっと途中途中とかにも
あるはずなんだから。
はっきり言って、1時間観てて、一番見入るのは、この人が
出てるシーンなんだからさ(笑)

次回からも期待してます!
posted by まりりん at 21:45 | Comment(2) | TrackBack(2) | 『西遊記』
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2006年01月14日

『西遊記』(フジ月9)第1話  評価“とりあえず次回も見ます”

ビデオを見るのがちょっと遅くなってしまったのだけど、
先に見た友達なんかに聞くと、みんな一様に「つまんなかった」との
答えが返ってきてたので、よっぽどしょうもないんだろうなと思って
見たためか、初回見終わった感想は一言で言うと
「思ったほどは悪くない」 でした。わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

ただねえ、前回の『危険なアネキ』で、人寄せパンダ(視聴率稼ぎ)で
間宮貴子(天海祐希)を出してきて味をしめたのか、
今回は、最初と最後(たぶん)にキムタクですかがく〜(落胆した顔)
キムタクに頼んなきゃいけないなんて、香取君もなめられた
もんだなと思うし、月9も来るとこまで来たなあとも思う。

とはいえ、恋愛バカ一辺倒だった月9が、ともかくそこからの
脱却を図っての思い切った作品作りそのものには、まだ
捨てちゃあいないんだなと思うし、実際、恋愛ものでない
この手のドラマは見てて、爽快感もある。

ただし、この西遊記というドラマは、なんといっても
日テレで堺正章(孫悟空)主演のものがあまりにも
印象が強すぎて、あれを見てた人にとっては、やっぱり
かなり見劣りするのも確か。

特に、ストーリーそのものよりも、このドラマは、各4人の
キャラによるところが大きいため、そこが今回の月9は
かなりキツイところがあるなあとも思った。

香取慎吾(孫悟空)・・・1話中飛ばし過ぎ感が強くて、見ててちょっとしんどかった。
            もうちょい、軽い感じも出してバランスを取って欲しい。
深津絵里(三蔵法師)・・玄奘は美形できゃしゃな身体つきをしているが、あくまでも男性
            なのに、この人はあまりに声も立ち居振る舞いも女性的過ぎて
            尼僧にしか見えない。シャープさがないんだな〜〜。
内村光良(沙悟浄)・・・立ち回りのシーンは、見せ場という感じでいいですね。
            ただ、キャラとしては弱い・薄い・つまんない て感じかな。
            あえてウッチャンを起用した意味がわからない。
伊藤淳史(猪八戒)・・・あのぉ〜もしもし?、電車男はもう終わったんですよねえ?
            て、聞きたくなるほど、キャラがまんま電車男。

あとは、中国ロケがないのも辛いところかな。
一行が歩くシーンがオーストラリアの砂漠で、バックは綺麗な青空て、
なんか、このシーン見てると、清涼飲料水のCMかよてくらい
西遊記とは風景とかのイメージがかけ離れてて、これもどうなの?
って感じがしたなあ。

まあ、最後まで見れるかどうかあやしいんだけど、
とりあえずは次週も見てみます。

posted by まりりん at 17:44 | Comment(0) | TrackBack(1) | 『西遊記』
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