2006年09月10日

誰よりもママを愛す 最終回 評価“愛がいっぱいで星5つ”

今日はもう見ててやたらと、おお〜〜!とか、あらっっ!!とか
おわっっ!!とか、ついつい口に出てしまうような展開で、
もう最後だし、みんなまとめてハッピーにしてやれ〜〜〜〜!!ハートたち(複数ハート)
ていう脚本家のこれでも食らえ〜〜〜ー(長音記号1)感が(いい意味でね)ひしひしと
伝わってくるような超大団円な最終回だったけど、私は好きですよ。
こういうの。

深く考えず、そんなのリアルな世界だったらどうとかも一切考えず、
ともかくみんながハッピーになる!って、ドラマだからこそ許せる展開、
そして愛がともかくいっぱいっていいじゃないですか〜〜。てことで
最後は満点をつけました。

ママ(伊藤蘭)の病気に関してはたぶん大丈夫だろうとは思ってた
けど、最後の最後にとっても可愛い女性になって、パパ(田村正和)との
ラブラブぶりも周りをはばからなくなって、なんかすっごく思ったけど、
最初からママのキャラってコレで良かったんじゃないの?
それで子供達にいろいろなことがあるのを、パパ&ママの宇宙1の愛で
解決していく  みたいな方がよほどすっきり見れた気もするけどなあ。

おねえちゃん(内田有紀)&山下(劇団ひとり)はもうほんとあえて
言うことなし。いいコンビなんじゃないでしょうか。先週くらいで
このコンビを結成して、今週は売れる兆しが出るあたりまでやっても
良かったような。

薫君(長島弘宜)は男らしく「真田のことが大好きだ!」とみんなの
前で宣言して、北海道まで行ったあげくにその知(川島海荷)ちゃんから
「嬉しいけどあんたほどじゃない(好きの度合いが)」と微妙なフラれ方を
したのも良かったなわーい(嬉しい顔)あそこで、「私も」では、返ってつまんない大人の
恋愛ぽくて嫌だけど、この決着のつけ方が子供っぽくてほんとに良かった。るんるん

そしてなんといってもピンコさん(阿部サダヲ)&おにいちゃん(玉山鉄二)
ですわね!! 玉鉄が空港で、「僕も岡山に行きます」って言った時は
思わず、Welcome 玉鉄〜〜〜〜〜〜!!
って叫んでしまいましたわわーい(嬉しい顔)(なんせ私、岡山ですからね)
でもあの桃農園て、どう見ても「花嫁は厄年」で使ってる桃農園(福島?)
に見えるんですけど気のせい?玉鉄が岡山に来てロケしたって話も
聞かないし。

それにしてもこの2人、ともかくピンコさんを最後は幸せにしてやって
欲しいとは思ってたけど、結婚式までやっちゃったよ〜〜〜がく〜(落胆した顔)
なんか進んでるっていうか、まあドラマだからすんなり見れたし、
もはやピンコさんが女性にしか見れなくなってる私としては、ほんとに
良かったな〜 って思いだけだったけど、よくよく考えるとやっぱり
すごいことをさらっとやっちゃったな〜〜 て気もするあせあせ(飛び散る汗)

で、今回、一番ピカッと光ってたのは、パパに感謝の気持ちを伝えてた
こずえさん役の小林聡美の自然な演技。この人はほんとにこういう
重すぎず、軽すぎずの演技ピカ1ですねぴかぴか(新しい)
そして、サプライズが、こずえさんに迫っている外科医役で出たミッチー
(及川光博)。最後の最後にびっくりな友情出演だったけど、なんか
ミッチーかっこよくなったなあ なんてしみじみ思った。まあ、最後に
ちょこっと出てくるなんて粋じゃないですか〜かわいい

ということで、最終回、すごくハッピーな気持ちで見終われてほんとに
良かった。良かった。

----------------------
視聴率 10.7%
----------------------
posted by まりりん at 22:33 | Comment(9) | TrackBack(12) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年09月03日

誰よりもママを愛す 第10話 評価“家族の愛、愛、愛で星3.8”

なんだかんだいって、このドラマには毎回どこかしらで泣かされている
気がする。つまりホームドラマの押さえどころというのはちゃんと
押さえているところがやっぱり脚本家遊川氏のすごいところかなと思う。

なんていう前置きはおいといて〜ー(長音記号1)

今回のはプッと笑ったポイントが2つあったんだけど、その2つともが
薫君のシーン。
1つは、知ちゃんが北海道に転校するって聞いた瞬間に、ただ膝が
がくってくずおれるだけかと思いきや、バタンて思いっきり地面に
前のめりで倒れたところ。思わずふいちゃいましたわーい(嬉しい顔)

2つめは、薫が知ちゃんに好きだと言おうとして、「お、おれは
お前のことが」て言った瞬間にバコッ(サッカーボールが頭に当たる)どんっ(衝撃)
思いっきりのベタなんだけど、子供にこのベタをやらせたところが
意外というか、やっぱり思わずふいちゃいました。ー(長音記号1)

で、泣きどころはやっぱり、ママ(伊藤蘭)が今までの自分を懺悔して、
そんなママを家族全員が温かく励ますところいい気分(温泉)
人間病気でもしないと、日常の忙しさにじっくり考えるということを
忘れてしまいがちだし、なかなか気ずけないことも多いし。
ママがみんなの前で弱音を吐いて、素直な自分をさらけだしたのは
子供達にとってもものすごく良かったと思う。親だってそんなふうに
家族に対してかっこつけずに自分を見せるのは時に必要だ。
愛ってものは、親が“人らしい姿”を子供にさらけだすことの中にも
ふんだんに溢れているのだ。

それと、今回、ママの気持ち。女性ならみんなきっとわかるであろう
不安な気持ち。とても共感出来たな。今は「大丈夫だよ」とか言って
くれてても実際に胸をもぎとられた姿を見たら変わってしまうんじゃないか
その不安はすごくわかる。そしてママがパパ(田村正和)に言った
「同情されるくらいなら別れた方がいい」みたいな言葉もわかるわかる!!
理屈じゃないんだよね。それが女性という性から湧き出る思いです。
そんなママの不安を払拭したパパのまっすぐな視線と温かい手は
見ててこっちもほんとに安心できた。

そして今週もピンコさん(阿部サダヲ)はやっぱりせつなかった。もうやだ〜(悲しい顔)
そりゃあおにいちゃん(玉山鉄二)の気持ちもわからなくはないけど
あまりに無神経すぎる。あまりにピンコさんの気持ちを考えてなさ
すぎる。あれじゃあピンコさんだって田舎に帰ることを決めちゃうよ。
近くにいれば辛いだけだし。いくら性別は男性でも心は女性なんだから
おにいちゃんはもうちょっと人の心に敏感にならないとね。
おねえちゃん(内田有紀)と山下(劇団ひとり)に関してはもはや
特に言うこともなしかとあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)

来週はいよいよ最終回。ママの手術が無事に終わって転移もなく
またもとの生活に戻れるのか?ピンコさんはほんとに田舎に帰って
しまうのか?薫は知ちゃんにちゃんと好きって言えるのか?
いいみどころをしっかりと残してくれてますね。

----------------------
視聴率 8.5%
----------------------
posted by まりりん at 22:40 | Comment(4) | TrackBack(10) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年08月27日

誰よりもママを愛す 第9話 評価“ピンコさんがせつないよ星3.5”

今週はピンコさん(阿部サダヲ)の出番が先週に比べて、少なかったので
なんだかちょっとつまらなかった。9時32分になってやっと登場だもん
ねえふらふら

まあ、今週はママ(伊藤蘭)の病気がメインのお話だから、先週みたいな
ハイテンションな流れはちょっと合わないからってことでしょうか。

そしてここにきてやっと、おにいちゃん(玉山鉄二)もおねえちゃん(
内田有紀)も、“ありのままの自分を出す”ってことの心地よさを
知り、そんなふうに、つまり、自然体でふるまえるようになってきて、
2人ともほんとの意味で“自分の良さ”を出せるようにもなってきて
ほんとに良かった。

でもおにいちゃんの前に現れた女性が、薫の担任てのはちょっと???
そしてそれを見守ろうとするピンコさんがなんか健気で泣けてくるもうやだ〜(悲しい顔)
おねえちゃんの方は山下(劇団ひとり)とうまくいきそうだけど
おにいちゃんの方はどうなるんだろうか?視聴者は今やみんな
ピンコさんの恋を成就させてあげたいって思ってるだろうから(てか、
私は思ってます。)今日の流れはなんか解せないというか、え〜〜〜?!
そんなのやだな〜〜〜〜〜〜あせあせ(飛び散る汗)ちっ(怒った顔)あせあせ(飛び散る汗) て感じだった
んですけども、最終的にはどう決着つけるのかここは見ものですね!

それにしてもママの誕生日にミュージカルて・・・ しかも見てて
さっぱりわけのわからないミュージカルだったけど・・・ふらふら
でも、とてつもない温かさみたいなものはすごく伝わってきた。
基本的にはこの温かさがいつも根底に流れてるから、このドラマは
やめられないのだ。設定とか流れとかは、確かにつまらない部分が
あるのも感じるんだけど、人を思う気持ちってものが必ずベースに
あるから、自分自身が感じようとするといくらでも感じ取ることが
出来るドラマであり、私にとってはある種の癒し系であることは
間違いない。

パパ(田村正和)の変わらないママへの愛って、やっぱり見てて
気持ちいいし、田村正和がそれをやってるってのが、大きなミソだとも
思うし、あとはもうちょっとピンコさんをガンガンと出して欲しいな!

おっと〜、忘れるところだったけど、薫君と知ちゃんの小さな恋も
いい感じになってきたな〜。薫君は結局ママやおねえちゃんみたいな
シャキシャキの強い女性に惹かれるのね、ああ、それがDNAのなせるわざ?

そしてママの病気を知ったパパはどうなる?ママは無事に手術を終えて
元気な身体に戻れるのか? それは次週のお楽しみね!

【追記】
公式サイトによると、ミュージカルで使ったいろんな小道具の
いくつかは、ほんとにおにいちゃんやおねえちゃん、薫君達で作った
そうですよ(あの猫耳はほんとに玉鉄が、そしておねえちゃんは
折り紙で作る輪っかとか)。

----------------------
視聴率 9.0%
----------------------
posted by まりりん at 22:27 | Comment(9) | TrackBack(9) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年08月20日

誰よりもママを愛す 第8話 評価“ピンコさん炸裂で星4つ”

今回は相当なホームドラマのベタ満載だったけど、このドラマ
変にひねらずこれでいいんじゃないかなあ?今日はストレートに
泣けたし、すいすいとストーリーを追えましたよTV

のっけからピンコさん(阿部サダヲ)を軸に、スピード感ある笑いの連続で
今日は声を出してゲラゲラと笑えるシーンが多くて、やっぱりこのドラマを
盛り上げるにはサダヲの頑張りが必要なのね と実感したわわーい(嬉しい顔)

そしておにいちゃん(玉山鉄二)が、ボロボロと壊れていきました。
先週のおねえちゃん(内田有紀)の自暴自棄もなかなかのものがあった
けど、今週のおにいちゃんも負けず劣らずというか、さすが兄弟というか
相当な低落ぶりがく〜(落胆した顔)

まあ、おにいちゃんは20数年かけて作り上げてきた、“いい子”の壁を
壊すには、このくらいやって、このくらい傷ついてこそ って気もするな。
男の子なのに、あの年まで家族の前ですらおならの一つもしたことがない
なんて、今まで相当に“自分のきれいな部分”だけを人前で出してきた
証拠。まあ、そりゃあ人間そんなことやってたら必ず歪みとかひずみとかで
おかしな方向に行くか、はたまたおにいちゃんみたいに遂に限界点に
達して爆発するか爆弾

でも、おねえちゃんにしてもおにいちゃんにしても、根本的には、
無意識に自分はちゃんとありのままの自分を受け入れてもらっている と
いう観念がないってことになる。それはやっぱりママ(伊藤蘭)の方の
問題点なんだろうけど、まあ、2人とも今からでも遅くない ってこと
だわね。

それにしても阿部サダヲの演技力。ほんとにすごいですわ目
こういう特異キャラをここまで完璧に演じて見事です!!
まあ、白人並みの背中の無数のシミはちょっとどうかと思いましたけどねふらふら
今回は玉鉄も頑張ってたな〜〜〜。そして忘れちゃいけない劇団ひとり。
出番は少ないけどきっちりいい仕事してました。ぴかぴか(新しい)

あ〜〜んど、毎度おなじみ薫と知のショート小さな恋のメロディ。
ほんとに毎回少〜〜〜しずつなんだけど、ちゃんとつながったストーリーに
なってて結構楽しみなんですよ。

でもってママが乳ガン??!!残りもほんとにわずかになってきたけど、
最後の最後にはきっとハッピーに終わらせてくれるんだろうけど、
やっぱり気になるこの結末。すっかりとツラレてますね、私わーい(嬉しい顔)

----------------------
視聴率 9.2%
----------------------
posted by まりりん at 22:24 | Comment(4) | TrackBack(11) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年08月13日

誰よりもママを愛す 第7話評価“結構泣けたけど星3つ”

気ずけば玉鉄の髪がかなり伸びてきてて、気ずけばもう7話まで
来ていたのですね。なんか前に進んでんだか進んでないんだか
よくわからなくなってきているこのドラマ。ふらふら

そして気ずけば、ママ(伊藤蘭)よりも全然こずえさん(小林聡美)の
方が出番も、パパとの絡みも多くなってきてるし、すごく重要なことは
この人に語らせてるし で、さすがにオープニングで他人なのに、1人だけ
一緒に乗り物に乗せてるだけのことはありますね。

設定的にはどうなのよ?な展開だったけど、おねえちゃん(内田有紀)の
気持ちの描写だけはすごく共感出来る部分はありました。
自分がわがままで、甘ちゃんな子供で、全然自立の出来ないダメ人間だと
いうことが誰よりもわかっている。わかっているからそんな自分に腹が立ち
余計に自分をみじめにするような行動に出てしまう。
それってすごくリアルな心情だと思う。「根性なし」と言われればそれまで
だけれど、根性とかやる気っていうのは出そうとして出てくるものじゃないし
そこを責められると実のところほんとにまいるのです。そしてまた
他者は簡単にそこを責めるものなのです。

まあ、今回おねえちゃん的に一番進歩だったのは、変に意固地にならずに
ママに素直な自分の気持ちを伝えることが出来たことだろうなかわいい
自分で自分の小ささを人前で認めるというのはとても勇気がいること。
そこが出来ただけでも、おねえちゃんはきっとこれから変われるんだと
思うからおねえちゃんの件はこれで一件落着ですわねわーい(嬉しい顔)

後はおにいちゃん(玉山鉄二)ね〜。こっちはいよいよピンコさん(阿部
サダヲ)とすごいことになっちゃったよ〜〜〜!!がく〜(落胆した顔)
いやいや、まあ実際のとこはこの先どうなるのかわからないけど、
ホームドラマでなかなか斬新な展開どんっ(衝撃)今後に期待ですなわーい(嬉しい顔)

それにしても毎年家族みんなで出かける花火大会夜
花火そのものが見たいわけじゃなく、花火を見て楽しんでいるママの
顔を見るのが好きなパパ。どれほど長く一緒にいてもその気持ちが
変わらない人なんているのかな、男女関係なく。でもいるといいなるんるん
そんな風に思わせてもらえることが、このドラマを見ていて温かくなれる
瞬間だ。

田村正和のお茶目さとともに、もうしばらく見ていたいドラマだな、やっぱ。

----------------------
視聴率 8.0%
----------------------
posted by まりりん at 22:26 | Comment(5) | TrackBack(9) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年08月06日

誰よりもママを愛す 第6話評価“これぞ『ザ・ホームドラマ』星4つ”

最初に出てきた警官役の山崎邦正は結局あれだけの出番で、何か意味が
あったのだろうか?なんてことをまったく忘れるような今日の展開であった。

こずえさん(小林聡美)が、先週自分の過去を嘉門家のみんなに話した
ことで、ちょっとらくになったのか、今週はかなり素直で、そして
黒い服を脱ぎ、いろんな色の服を着るようになった。部屋も片付いてたし、
お酒をまったく飲んでいなかったし、とても大きな変化を遂げたことにより、
今まで以上に嘉門家の中の膿出し役をしっかりと果たせるようになったと
いうところかな。

今回は、小学5年生の薫(長島弘宜)と、親友の知(川島海荷)2人ともが
親との関係から怒って家を出る。という誰でもが経験するような出来事を
対比的に描いていた。
知の両親は冷たくさめた夫婦関係そのままを象徴するような家庭を
作っていて、娘の友達である薫に対しても食事こそ出すけれど冷たい。
それに反して薫の両親は、知に優しく、温かく接してくれる。
まあ、ベタっちゃあベタだけれど、家の中ってやっぱり、両親の関係が
最も反映される場所なのだということを、改めて感じたりもした。

それとともに、子供が家にいられなくて出てしまったときに、受け入れて
もらえる場所があることの大きさ なんてものも感じたな。
知だって、家は冷たくても、ちゃんと行ける場所があってほんとに
良かったし、薫の方は、こずえさんちという第二の居場所まであって
ほんとに幸せだと思う。こういう愛を持った大人がいる行き場所を
持ってる子は、きっとグレたり夜の街の住人になんてならずにすむんだ
ろうな〜なんてしみじみと思ってしまった。

今回は相当にホームドラマの王道的な展開だったけど、まんまと泣かされ
ましたし、田村正和の「嘘ぴょ〜〜〜〜ん」はかわいかったしわーい(嬉しい顔)
相変わらず阿部サダヲはやっぱり綺麗で(玉鉄とのツーショット見て
思ったけど、ほんとに肌がキメこまかい!!ぴかぴか(新しい))、ストーリー
展開もスピーディーでとても良かったなわーい(嬉しい顔)

それにしてもママの本音を結局全部こずえさんに語らせてしまいましたかふらふら
って感じなんだけど、でもまあ、考えてみると、まったく同じことを
言うんでも、人間ある程度大きくなってくると、親が言うよりも、
子供が信頼をしてる他人の大人が言う方がよっぽど効力あるし、
子供の心にもストレートに伝わる。そこのところを脚本家はうまく
使ってるということかしら?
パパが言ってた「ライオンが崖から子供を突き落とす」ってのはやっぱり
女王の真矢と同じスタンスでママを描いてたってことなんだね。まあ、
いわんとすることはもちろんわかるし、パパがああいう甘い人だから
それでいいんだろうけど、そうなると逆にこんなに早くタネあかしを
していいものなの?って思ったり・・・ふらふら

まあ、来週からおにいちゃんもおねえちゃんもすごい展開になりそうなので
ここからは2人がほんとに自立する方向に向けてのお話になるってこと
かしら?

---------------------
視聴率 10.4%
---------------------
posted by まりりん at 23:23 | Comment(5) | TrackBack(8) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年07月30日

誰よりもママを愛す 第5話 評価“思わずこずえさんに涙で星3.2”

ふと気ずけばもう5話、つまり半分が終わったのね。
まあそれならぼちぼち隣人こずえさん(小林聡美)の謎が解けて
いい頃だったわね。
ずっと黒い服を着続けているのも、お酒ばかり飲んでいるのも、
あんなに毒づいているのも、すべては、家族を1度に火事で失った
ショックと哀しみからだったなんて、なんだかほんとに悲しすぎるもうやだ〜(悲しい顔)

そりゃあ、お酒飲めないパパに、無理にでも飲ませないと、
話せないわな〜、辛すぎて。
ああいうカラオケの場で、出来るだけ淡々と、まるで他人事のように
自分の悲しい過去を話す小林聡美って、やっぱりうまいな〜〜ぴかぴか(新しい)
なんだか、ドードーと泣けてきましたわもうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)もうやだ〜(悲しい顔)

それにしても相変わらずというか、ママの描き方がやっぱりどうも
わかりづらいなあ。何か意図があってああいう風にしてるのなら、
最後にトイレにこもるなんてことをさせるのはおかしいし・・・
結局、ママもこずえさんみたいに、仕事に没頭してるうちに、大切な
家族を置き去りにしてしまっていたということなのかな?
その辺がどうもまだよくわからない。

そしておにいちゃん。翌日みんなに謝って、ピンコさんにまで謝りに
行くなんて、ほんとにどこまでフェミニストなんでしょがく〜(落胆した顔)
これって、ほんとにそういう人なのか、結局みんなによく思われたいって
いう自己愛がそうさせているのか そこのところがよくわからないけど、
本当に優しい人なら、愛情のない相手のところに転がり込むなんて
ことは出来ないけどねとは思う。それは結局、自分のために人を
利用してるってことなんだから。

で、おねえちゃん(内田有紀)の方は一体どこに寝泊りしてるのか?
それが全然描かれてないけど、劇団ひとりとの掛け合いのシーンは
すごく良かったなわーい(嬉しい顔)
しかも劇団ひとりの新芸、くちびるを吸いながらブルブルさせる って
のがやたら笑えたわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔) 思わず自分でやってみた
けど出来ませんでしたから、やっぱり立派な芸ですね、はい。

ともかくパパのママに対する愛情がひたすらに、まっすぐでブレがなく
ほんとに誰よりもママを愛しているってのだけは、今回もしっかりと
伝わってきましたよ手(チョキ)

---------------------
視聴率 11.3%
---------------------
posted by まりりん at 22:32 | Comment(5) | TrackBack(6) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年07月23日

誰よりもママを愛す 第4話 評価“お兄ちゃん爆発で星3.5”

冒頭の薫のナレーションを聞いて、先週パパ(田村正和)が
おねえちゃん(内田有紀)をフォロー出来なかったのは、ひとえに
おねえちゃんがママ(伊藤蘭)の悪口を言ったからだったんだね。
パパはママの悪口を聞くと条件反射的に相手に怒りをぶつけてしまう。
たとえそれが自分の娘であっても・・・ そして息子であっても・・・
やっぱり、「誰よりもママを愛す」ってタイトルはダテにつけては
いないってわけねふらふら ってのが改めてよっくわかりましたわーい(嬉しい顔)
それあっての今週は。。。

しょっぱなの玉鉄の食べたもの噴き出し3連発には、思わずこっちが
噴き出してしまいましたわあせあせ(飛び散る汗)わーい(嬉しい顔)あせあせ(飛び散る汗)
もう思いっきり噴いてましたもんね、しかも、薫の前髪に玉鉄の噴いた
ごはんつぶが一粒ついてませんでした?がく〜(落胆した顔)
阿部サダヲのオカマ演技炸裂も笑わせてもらったし、田村さんも
思わず“素”で笑ってたような感じで、ほんとに楽しいシーンでした。

でも、ストーリーそのものは、嘉門家に今まで潜んでいた家庭内の膿が
どんどんと出始めた感じで、そのきっかけを、小林聡美・劇団ひとり
・阿部サダヲが作っているわけだけど、

おねえちゃんは、ママに対する劣等感とか、いま一つ受け入れてもらえて
いないことの歪みをかかえ、そしておにいちゃんは、いい子を演じて
きてしまっていた。
2人とも結局、ママに愛されたいのだ。ママに愛されたくて愛されたくて
しょうがないまま大人になってしまった。

家出中のおねえちゃんの携帯には、パパからのメールや着信はいっぱい
あってもママからのものは一つもない。おねえちゃんが何よりも待って
いるのは、ママからの「帰っておいで」の一言なんだろうに。。。

そして今回、ママに対する怒りを爆発させたのはおにいちゃん。
いつかその時が来るとわかっていながら、結局その時に何も出来ない
ママの姿。なんか見てて痛かった。どうしていつもあなたは何も
しないの? と。みんなあなたの母性が死ぬほど欲しいのに。。。
パパは相変わらず、ママをかばっておにいちゃんを叱るし、先週の
おねえちゃんも今週のおにいちゃんもこれじゃあ立つ瀬がないちっ(怒った顔)

お父さんが家事をして、お母さんが仕事に出ること自体は全然OKだと
思う。でも、「母性」と「父性」までは役割を交代することは出来ない。
少なくても、子供はどっちが家にいようと、お母さんに母性を求め、
お父さんに父性を求めるのだ。
そして、これが一番重要だけど、子供は絶対的に「お母さんの愛」の
方に重点を置いているということ。なぜなら、それもこれも受け入れると
いうことが出来るのは、母性にしかないからだ。そこのところをわかって
いて、このドラマの前半回をこういう形にしていて、そして今後だんだんと
そこのところを軌道修正していくのだろうか?

今週は正直、この話をどう今後もっていきたいのか、ママという人物を
どう描きたいのか その辺が全然見えなくて、おにいちゃんの問題で
パパの愛も思わず私の中でふっとんでしまいましたわふらふら

それにしても、阿部サダヲってやっぱりきれいぴかぴか(新しい)
こないだ、いいとものテレフォンショッキングに出た時に、タモさんが
思わず「肌きれいですね〜!」と感心していたけど、キメが細かいから
やっぱ化粧のノリが良いのよね〜わーい(嬉しい顔)
この人のオカマキャラには、最後までしっかり楽しませていただけたら
嬉しいな!

---------------------
視聴率 12.8%
---------------------
posted by まりりん at 23:30 | Comment(5) | TrackBack(12) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年07月16日

誰よりもママを愛す 第3話 評価“あったかさに星3.8”

今週はストーリーがちょっとスカスカした感じがあり、
いいシーンとそうでないシーンがばらついていたんだけど、
ともかくあったかくて私の心がホカホカいい気分(温泉)したので星3.8としました。

お姉ちゃん(内田有紀)の唐突な結婚話に、家族はみんな心の底では
「え〜〜??それってどうなの?」と相当の疑いを感じているんだけど、
彼氏の山下(劇団ひとり)が来るからと、ママ以外の全員一丸となって
お姉ちゃんのために頑張って料理を作るシーンがほんとにあったかかった。
みんなお姉ちゃんのことをとっても愛しているんだな黒ハート

厳しいママになかなか認めてもらえず、いつの間にやらひがみ根性が
身についてしまってる雪にとっては、家族みんなが自分を心から愛して
くれているという自覚も今ひとつ持てていない。そういう意味では、
家族の中で一番しあわせ率の少ない人だともいえる。だからこそ、
結婚に異常な憧れを持っているんだとも思うし、お兄ちゃん(玉山鉄二)
みたいな人間的な理想像ではなく、お金を持っているとかいう、
外見的なものに価値を感じていたりもする。

そういう選択眼で“理想”と判断した山下(劇団ひとり)が、実はすべて嘘で、
まったく自分の理想とは正反対だとわかった途端に、手の平返しで
追い返してしまったわけだけれど、これが今後徐々に雪の価値観に変化を
もたらすんだろう。
何気に山下をお笑い芸人志望にして、ほんとにひとりの持ちネタを
やらせたところは笑いましたわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)

お兄ちゃんはまだいい。たとえ誰にでも優しくしてそれでいつも
トラブルを抱えていても、手に職を持っていて、自信の持てるものが
ちゃんとある。薫はまだ小さくてみんなから可愛がられているし、
でも自分には何もない。年だけ無駄に取っていってて、そのくせ
誇れるものが何もない。そんな雪の虚しさ焦りを今はすべて“逃げ”に
もっていこうとしているところは、すごくリアルだと思う。
共感できる人はきっといっぱいいるだろう。

そんな娘の心の内を、ママはどこまで理解してやれるんだろう?
ママの心理描写がほとんどなかったところが、今回ちょっと雑に感じた
ところでもある。雪から泣きながら自分のママに対してずっと感じ
続けていた辛い気持ちを聞いても黙ってただけだったのがね。
パパもフォローしてくれなかったし、あれじゃあ孤立しちゃうわな〜。
まあ、パパは後になって後悔したみたいだけど、ママは何をどう感じた
のか?頼むからもうちょっとママの心理描写をちゃんと見せて欲しい。
これがないと、子供側のフリがすごく弱くなってしまうんですよね、
今回みたいに。

小林聡美の絡み方は今回とても良かったし、阿部サダヲ(ほんと、妙に
綺麗なのよね〜)にも笑わせてもらいましたし、脇の3人には
今後益々楽しませていただきたいなと思うのです。
あ〜〜〜、それにしても田村正和がほんとにかわいいのですハートたち(複数ハート)

------------------------
視聴率 10.2%
------------------------
posted by まりりん at 23:02 | Comment(7) | TrackBack(9) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年07月09日

誰よりもママを愛す 第2話 評価“素敵な夫婦に星4つ”

田村正和のお茶目さって、なんだかちょっと恥じらいがあって、
それでいて真面目におかしいことやってる感じがして妙に
好感が持てます。

今回の、鏡を見ながらの“セックスアピール”の数々には
笑えましたわーい(嬉しい顔)わーい(嬉しい顔)
ベッドの上に正座ジャンプするのもすごく可愛いし、まあ男っぽい
とはけして言えないんだけど、この人がこういうことをやってること自体に
拍手という感じですね〜かわいい

ぼく(薫)のモノローグのセリフがすごくいいし、この子の目線で
ドラマを語らせてるのがとても良い。愛情ある夫婦、愛情ある家庭の
姿が、この子のモノローグをかぶせることで、より見ている私の心に
温かく広がってきますね〜。今回も結構ジーンときて泣けるシーンが
ありました。

ぼくの学校でのいじめ問題。この決着のつけ方を、パパはなんとか
いじめてる子達の親に働きかけてやめさせようとするけれど、逆に
火に油を注ぐような結果に。
でも、ママは、ぼくに「あなたの問題だから、あなたが強くなる
ことだ」と助言する。このあたりは、女王の教室でのいじめの解決の
仕方と同じ方法だ。それに、“絶対に裏切らない友達が1人いれば
他の人に嫌われてもいい”というのも、女王の教室で使われた手法だし、
そういう意味では、女王の教室を見ていた視聴者にとっては、ちょっと
使いまわしっぽくて興ざめな部分がないわけでもなかった。

ただ、このことで、ぼくがいかに親にちゃんと愛情をかけてもらってるかを
隣人(小林聡美)に語らせたところは、私は高く評価しました。
いじめの問題は結局のところ親(及びその子供周辺の大人)の問題で
あるということ。まあ、このドラマがホームコメディである以上、
こういうこともさらっとやるしかないと思うので、そこのところを
ズバッと、インパクトを持って語るには、小林聡美の役どころは
すごく使い勝手のよいスタンスにいる人だと思った。

この人の役どころは、今後もこういう風に、核心をついたことを
端的に語らせるための重要人物なのではないかと思う。
今のところ、共感できる部分がないのがちょっと淋しいところだけど、
それは今後少しずつでも変わっていくのだろうか。

それにしても、出会った時のことを、何十年たっても、自分の口から
嬉しそうに語ってくれる男ってほんとに理想だな〜〜黒ハート
付き合いが長くなればなるほど、照れ臭いってのが先に立つから
だろうけど、たいていの男はこっちからそういう話をふっても、
「そうだっけ〜〜」とか相槌を打つくらいがやっと。
そもそも、出会った時のことを時折思い出してくれることがあるのかすら
相当に疑問だ。
でも、もしも思い出す時があるなら、一豊みたいに素直にそれを
語ってくれたら、女性はどれほどにそれだけで幸せな気持ちになれるかかわいい
高価なプレゼントよりかよっぽど愛されていることを実感できるのは、
何気ない日常でも、あなたのことを考えていますよ という“こっちを
ちゃんと見てくれてる感”なのだ。(そこのとこ、男性はしっかり
押さえておいてねるんるん

だから嘉門家のママはほんとに幸せな女性だなと思うし、ママだって
ちゃんと子供の前で、当たり前のようにパパのことを照れずに誉めている・
それが自然に出来ている素敵さ。

やっぱりこのドラマって、私の愛のツボをしっかりと突いてくれてます。

-------------------
視聴率 10.9%
-------------------
posted by まりりん at 22:43 | Comment(6) | TrackBack(10) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ

2006年07月02日

誰よりもママを愛す 第1話 評価“いいっ!好きです!星5つ”

まだ7月期のドラマは何を見るのか、全然決めてなくて、ぼちぼち
テレビジョンでも買うか〜〜 と余裕ぶっこいてたら、もう始まっちゃった
のねがく〜(落胆した顔)
でも実は、このドラマは予告CMで流れてるのを見た瞬間から、
絶対に見よう!!と思ってたやつだったのですよ。
だって、田村正和が専業主夫ですよ?!しかもホームコメディ作らせたら
No1の八木康夫プロデューサー、あ〜〜〜んど、脚本が遊川和彦氏です
からね〜〜〜。これは見ないわけにはいきませんダッシュ(走り出すさま)

てことではりきって1話目を視聴しましたが、
いいです!!好きですこれ!!やっぱりTBSってこの手のホームコメディ
作らせたら間違いなく日本一ですな!!
キャスティングもとってもいいし、末っ子の薫のモノローグもなかなか
味があってよろしいかわいい
そしてなんといっても、頭から終わりまでのすべてにおいて、そこには
終始「愛」があるのがいいハートたち(複数ハート)
頭のところの薫のモノローグ
「パパは他の人には目もくれず、ママを幸せにしてあげることだけを
考えている、世界一の愛妻家です」でしたっけ?もうここからして、グッと
きましたね。女の人はみんなそういうパートナーを渇望してますからねえ。

目新しさとかはないし、これといってドラマチックなわけでもない。
言ってみれば、何がどうということのないドラマではあるんだけど、
考えながら見るのじゃなく、感じながら見るドラマ。
これが私の好きなドラマのパターンの一つでもあるのです。

短気で仕事も長続きせず、男にはストーカーのようなことをしている
長女(内田有紀)と、優しいばっかりに女に対して毅然とした態度が
取れずぐずぐずしている長男(玉山鉄二)は、どっちももういい大人
なんだけど、食事中は半分喧嘩のようにしゃべりながらも、食後も部屋に
戻らずみんな居間にいるんですよね、別に仲良く話したり何をする
わけでもないのに。そこには、今の日本の家の中にはあまりない、
あったかい居間が存在する。

一豊(田村正和)が仕事をやめて、専業主夫になったいきさつや、
薫が小さかった時の話をしながら抱きしめるシーンなど、結構泣け
ましたもうやだ〜(悲しい顔)

謎の隣人の小林聡美が今後どう絡んでくるのか。そして、次週から
劇団ひとりや、阿部サダヲも登場!更に楽しみです!

-------------------------
視聴率 13.4%
-------------------------
posted by まりりん at 23:52 | Comment(11) | TrackBack(14) | 誰よりもママを愛す
▲ページトップへ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。