あちゃちゃちゃちゃ〜〜〜〜〜、



先週の、「この子に会いたいから」っていうメルヘンな理由に、
おかあさん(田中美佐子)が納得させられちゃったよ〜〜〜



だ〜か〜ら〜、おかあさん、説得の仕方そのものが違うんだっては!!
「的場先生に聞いたけど、あなたの年で子供を産んだ人は〜」の話。
確かに、それは一見真実味のある話なんだけど、それを聞いても本人は
「でも、私は違う!」で、はねつけちゃうんだってば、そんなこと

母体の危険性の話も同じ。「危険な人もいるかもだけど、私は違う!」
先週の感想に書いたように、ともかく本人に、具体的にそれはどうする
のか?を考えさせなきゃだめなのよ。
このお母さんの言い方だと、捨て犬を拾ってきた子供に、
「最初はかわいくてもすぐに大きくなったら、全然かわいくなくなるのよ」
「それでもちゃんとお散歩とか行って、世話出来るの?」
とか言っても、「わかってるよ!ちゃんとやるよ!」って返事される
のと同じこと。(で、結局かわいがるのは最初だけで、あとは親がしょうが
なしに世話させられてるパターン多し)
要するに、『その時のこと』がまったく現実として考えられていないと
いうことなわけですよ。
結局のところ、本人に、ほんとの意味で大きく迷わせるような、いやでも
想像できてしまうような現実を誰もこの子に語れなかったということだわね。
でも、今回、母親がもうサポートに回っちゃったら、それはもう
的場先生(高畑淳子)と同じで、わかりました となるしかないわね。
ドラマ見ててこっちももう、「あ、そ」てな感じです

まあ、確かにおかあさんのナレーションとかセリフとか聞いてると、
未希(志田未来)が本当にかわいくて仕方ないから、結局のところ、
未希の決意を受け入れざるをえない っていう「母性の深さ」ってものは
わからなくもないけども、それにしてもちょっとあっけなさすぎた気がする。
ただ今回は、北村一輝編集長の絡ませ方、そして室井滋ママの絡ませ方
絶妙のタイミングで、そのどらちもを1時間の中でうまいこと入れてて、
ドラマとしてのおもしろさは2話以来の出来だったと思う。
それから、弟が先生(山口村弥加)に問うた
「殺人をしたとか言うんなら、何やってんだよ〜!って言えるけど
人が産まれてくることって〜」(こんな感じだったよね?)
この言葉にはものすごい深みがあって、なんだか思わず未希の選択が
やっぱり正しい とか思ってしまいそうになったけど、ダメダメダメ!
まだまだ納得させられるのは早すぎますよ、うん!
何よりも、未希はもっともっと本気で捉えないと!休日の学校で、
「ハロ〜、ガールズ」なんて言ってる場合じゃないって

まあ、来週はそんな弟が、14才の姉が子供を産むこと の嵐に
さらされ、姉に対して怒りをあらわにしてる予告が流れてましたが、
ドラマとしては相当の修羅場とかあっておもしろそうだけど、
基本的には、今週で完全に引いてしまったので、泣けるシーンでも
全然泣けなくて、もうこの先、イマイチ惹きこまれるって感じは
持てないのかもなあ〜〜。
★公式サイト
http://www.ntv.co.jp/14/------------------------
視聴率 17.3%
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